アニメ版「魔王学院の不適合者」第13話の感想を述べていきます。
原作の内容も盛り込んでいるので、軽微なネタバレがあります。
ネタバレが嫌だという方は閲覧を控えてください。
いよいよ最終回です!
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アノス vs レイ
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勇者カノンは霊神人剣の力でアノスが暴虐の魔王として転生する宿命を断ち切りました。
そして、自身が偽の魔王アヴォス・ディルヘヴィアに成りすまし、アノスの代わりに人間に討伐されることで、彼を守ろうとしました。
アヴォス・ディルヘヴィアが死ねば、ジェルガの憎悪も晴れると考えたのです。
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アノスはレイを守るために、レイはアノスを守るために戦いを始めました。
レイが霊神人剣エヴァンスマナで斬りかかりますが、アノスに回避されてしまいます。
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アノスはカウンターで無数の流星を降り注がせる「魔岩墜星弾(ギア・グレアス)」を発動します。
何発かはエヴァンスマナで切り裂いて防ぎますが、すべてを防ぎきることはできず、魔岩が直撃したレイは根源を一つ破壊されます。
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さらに「根源死殺(ベブズド)」でレイの根源を貫き破壊します。
これでレイの根源は残り5つです。
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さらに「獄水壊瀑布(リオ・エドラム)」による黒い水に飲み込まれてしまいます。
これであと4つ。
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「獄炎殲滅砲(ジオ・グレイズ)」を20発同時に打ち込み、レイの根源を一気に2つ削ります。
これで残りの根源は2つだけです。
それにしてもあまりにもフルボッコ過ぎる気が・・・
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そして止めと言わんばかりに「根源死殺」でレイを貫きます。
とうとう残りの根源は1つだけになってしまいました。
最後の根源を破壊されれば、レイは完全に死んでしまいます。
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レイは最後の力を振り絞り、一意剣シグシェスタも召喚します。
そして、以前ミサが言った言葉「今ひとりでも多くの苦しんでいる人を助けたい。そう思えないのならいつかが来たって誰も救えやしない」を思い出し、アノスに向かって行きます。
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特大の「獄炎殲滅砲」を放つアノス。
しかし、レイはひるむことなく飛び込んでいきます。
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「獄炎殲滅砲」を切り裂きながら進むレイの前に現れたアノス。
レイは霊神人剣でアノスの根源を貫いていました。
暴虐の魔王を滅ぼすための聖剣である霊神人剣に根源を貫かれては、アノスは確実に滅びます。
根源がなければ蘇ることはありません。
ジェルガの復讐
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アノスは最期に魔法を使い、レイを勇者の正装に、自身をアヴォス・ディルヘヴィアの姿に変えました。
人間と魔族の全員に、暴虐の魔王アヴォス・ディルヘヴィアが勇者カノンに討たれたところを見せ、争いを終わらせようとしたのです。
アノスは魔族たちに撤退するように、レイは人間たちに戦争は終結したことを伝えました。
そしてアノスは完全に消滅してしまいました。
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それを見たエリオ率いる魔族部隊は、撤退を開始しようとします。
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しかし、撤退する魔族に追い討ちをかけるようにディエゴは兵に命じました。
ジェルガの恨みは暴虐の魔王一人の死では晴れるものではなく、魔族を一人残らず殺し尽くすことが望みだったのです。
そんなディエゴの前にエレオノールが立ちふさがります。
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憤怒するディエゴの体が光を帯び始め、魔力が抜けていきました。
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そして総帥ジェルガの形をした魔法「魔族断罪(ジェルガ)」となって現れました。
真に聖なる魔法であるジェルガには、レイの霊神人剣の一撃も効果がありません。
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アノスを失ってもサーシャとミーシャは戦い続けます。
アイヴィスは、ネクロンの秘術である融合魔法「分離融合転生(ディノ・ジクセス)」によって、姉妹の体と根源を融合します。
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そして生まれたのがアイシャ(実はエンドクレジットで名前が紹介されています)です。
融合魔法の特性により、二人の魔力値の合計の十数倍もの魔力を保有しています。
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髪の色はミーシャ、目と表情はサーシャ。
性格もややサーシャ寄りといった感じですね。
結構可愛いと思います。
おばけのしっぽみたいなのが付いているのは一体何なんでしょう。
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ジェルガはさらなる絶望を与えようと、1万人のゼシアに対して「根源光滅爆(ガヴエル)」による自爆を命じます。
レイやミサ、アイシャ、エレオノールたちが何とか防ごうとしますが、到底防ぎきれるものではありませんでした。
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白い光が溢れ、みんなが諦めようとしたその時・・・
ジェルガ vs アノス&レイ
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爆発を阻止したのは滅びたはずのアノスでした。
一度受けた根源を起源として発動する起源魔法「根源再生(アグロネムト)」によって、2千年前にカノンから受けたエヴァンスマナの刺突を起源として、滅びた自身の根源を復活させたのです。
通常、魔法は根源がなければ行使できないため、自身の根源が滅びた後に「根源再生」を使うことができません。
そこで、アノスは起源魔法「時間操作(レバイド)」を使い、予め未来で「根源再生」が発生するように設定しておいたのです。
そして、根源が滅びて少し経ってから「根源再生」が発動し、アノスの根源が復活したのです。
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ジェルガは「聖域」を通して、アゼシオン中の民から無理やり希望を吸い取ります。
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ジェルガは黄金の鎧をまとった巨人の姿に変化しました。
そして剣から「聖域熾光砲(テオ・トライアス)」を放ち、レイの最後の根源を破壊しようとします。
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レイを救おうと、アノスは「獄炎鎖縛魔法陣(ゾーラ・エ・ディプト)」によって、ジェルガを縛り上げます。
しかし、すぐに解かれ、「聖域熾光砲」をモロに食らってしまいます。
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アノスは「聖域(アスク)」を発動し、ファンユニオンに歌うように命じます。
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優しい歌を歌いあげるファンユニオンたち。
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「聖域」を発動したアノスに対し、聖なる魔法を愚弄したと激昂したジェルガは、無数に生み出した光の聖剣でエリオたちを狙いますが、エレオノールの結界によって阻まれました。
そして、エレオノールの結界が破壊されようとした瞬間、魔族たちがエレオノールを守るように結界を張りました。
人間と魔族が生き延びるために、互いの力を合わせて共闘しているのです。
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アノスは起源魔法「魔王城召喚(デルゾゲート)」によって魔王城デルゾゲートを召喚しました。
魔王城の影響下では、理滅剣ヴェヌズドノアを召喚することができます。
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2千年前は敵同士だった2人ですが、今では背中を預け合う仲です。
これから魔王と勇者による反撃が開始します。
胸熱展開ですね。
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アノスとレイは、理滅剣ヴェヌズドノアと霊神人剣エヴァンスマナによる同時攻撃でジェルガを倒します。
理滅剣によって理が滅されているため、魔法体のジェルガであっても普通に攻撃が通ります。
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アノスは滅びゆくジェルガに「転生(シリカ)」の魔法をかけ、ミシェンスの首飾りを投げ渡しました。
ジェルガを転生させ、妻子と巡り合うようにしてあげたのです。
戦いの後
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泣きながらアノスに抱き着くサーシャとミーシャ。
すっかり素直になりましたね。
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抱きしめ合うレイとミサ。
幸せそうで何よりです(うらやましい)。
約束通り生きて帰ってきたということは結婚するのでしょうか?
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理滅剣の力で、エレオノールをアノスの魔法に変化させました。
これでもうアノス以外に悪用される心配はなくなりました。
やったね!
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涙を流しながらアノスに感謝を伝えるエレオノール。
1万人のゼシアとともに幸せに生きれるようになりました。
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そして最後はいつもの光景。
これで嫁候補にエレオノールも加わってしまいました・・・
でもエレオノールはアノスの魔法なので、どちらかというとアノスの子みたいなものだと思います。
まとめ
とうとう魔王学院の不適合者の第1期が終わりました。
個人的には4話がピークだったと思いますが、最後は結構きれいにまとめてきた印象です。
第2期が来るかは分かりませんが、円盤の売り上げ次第では十分に考えられるレベルの出来だったと思います。
4章は私の好きなミサとレノ(あとシンも)の物語なので、ぜひ、アニメで見てみたいです!
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