10位 傀儡皇 ベズ
ベズは、傀儡世界ルツェンドフォルトの主神であり、人と運命を結びつける権能を持っています。
具体的な戦闘シーンはなく強さは未知数ですが、不可侵領海よりほんの少し劣るレベルだと推測されます。
9位 祝聖天主 エイフェ
エイフェは、聖剣世界ハイフォリアの主神です。
対象を祝福し、聖なる存在に生まれ変わらせることができる権能を有し、その力でイーヴェゼイノを祝福しようとしましたが、イザークに反撃されて逆に追い詰められてしまいます。
戦闘はあまり得意ではなさそうですが、ミサの「深闇域」を一瞬でかき消したことや、アノスが「極獄界滅灰燼魔砲」を放とうとした時にエイフェならば巻き込まれても滅びないと考えたことなどから、不可侵領海にも及ばずとも、それに準ずる強さがあると考えられます。
8位 軍師 レコル
レコルは、ルツェンドフォルトの軍師であり、パリントンに次ぐナンバー2の地位です
しかし、実力はレコルの方が上で、アノスの手の中で増幅された「極獄界滅灰燼魔砲」を魔法で赤熱させた握手で消滅させています。
アノスもレコルのことを不可侵領海と比べても遜色ないと評価しており、イーヴェゼイノによるハイフォリア侵攻の際の戦力としても、レコルがいれば十分すぎると考えており、レコルがいかに強いかが分かります。
ちなみに、他者のことを卿と呼ぶなど、口調が二律僭主ノアと似ています。
7位 二律僭主 ノア
ノアは、銀水聖海において決して触れてはならないといわれるほどの存在である「不可侵領海」のうちの1人で、パブロヘタラと敵対する存在として描かれています。
自らの恩人を救うべく、自身の肉体をロンクルスに預けて死地に赴きました。
相手の影を踏みつけて攻撃する「二律影踏」や相手の影を縫い止める「影縫鏃」、魔法を握りしめて威力を増幅させる「掌握魔手」や青い恒星を射出する「覇弾炎魔熾重砲」、魔法の威力を大幅に増加させる「黒七芒星」など、さまざまな深層魔法を使いこなすことができます。
初登場時は、バルツァロンドの腕を一瞬で切り飛ばして戦闘不能にさせ、アノスとも互角の死闘を演じました。
正体は結局、ノア自身ではなく執事のロンクルスだったわけですが、それでも極めて高い力を持っていたので、ノア自身がそれよりも強いことは確定でしょう。
また、極めて頑丈な肉体をもち、「身体変異」の魔法で二律剣に変えられた際には、アノスが制御できずにいた滅びの魔力を流し込んでもビクともしないほどでした。
第一魔王「壊滅の暴君アムル」との掛け合いの中で、「わたしが卿以外に敗れると思うか?」と答えていることから、アムルよりは実力は低そうですが、それでも規格外の能力を持っていることは間違いなさそうです。
6位 災人 イザーク
イザークは、災淵世界イーヴェゼイノの主神兼元首であり、不可侵領海の1人です。
非常に獰猛かつ凶暴な性格で、気に入らないことがあるとすぐに力づくで解決しようとします。その反面、オルドフとの対話の結果、その理念に賛同し約束を交わして眠りについたりと、意外と冷静な面も持ち合わせています。
自身の根源に触れる可能性のあるものの未来を凍結させる「凍獄の災禍」という権能を持っているため、「極獄界滅灰燼魔砲」や「二律影踏」レベルの深層大魔法級の攻撃魔法も無効化してしまいます。
「涅槃七歩征服」を5歩目まで発動して強化されたアノスと互角にやり合うほどの実力者であり、打ち直した霊神人剣を持ったレイに対しては、相性が悪いにも関わらず終始圧倒していました。
ノアとどちらが強いかは分かりませんが、気まぐれに世界を一つ容易く滅ぼすほどの力を有しており、アノスも「二律僭主と同等かそれ以上か」と言っているので、とりあえずイザークを上位にしておきました。
ただし、このアノスの発言は実際にイザークに直接会ってから述べたものではないため、単なる推測に過ぎません。そもそも、アノスはノア自身にも会ったことはありません。
5位 隠者 エルミデ
エルミデは、はるか昔に栄華を極め、深層99層に達した銀水世界リステリアの元首です。
主神もろともリステリアを滅ぼした後に自害したと伝えられてきましたが実は生きており、「渇望の災淵」の底に憑りついてイーヴェゼイノを操り、ハイフォリアを襲わせました。
エイフェの力を奪ったとはいえ、本人ではなく駒である絡繰神の状態で二律剣を持ったアノスと互角に戦い、さらにはアノスに対して「貴様は弱くなった」「最早、我と対等に渡り合うことはできまい」と言っていたことから、現時点のキャラの中でも最上位に位置する戦闘能力を持っていることが分かります。
結局はアノスの「混滅の魔眼」と二律剣によって絡繰神を滅ぼされてしまいましたが、イザークに気が付かれずにイーヴェゼイノを裏で操っていたことから、イザークよりも強いのではないかと考えられます。
4位 第三魔王 ヒーストニア
4位は第三魔王ヒーストニアです。
「魔王」とは、不可侵領海の代表格にして、銀水聖海において最も畏敬を集める存在であり、大魔王ジニア・シーヴァヘルドの後継者候補でもあります。
魔法を深化させるには、通常、膨大な魔力の代わりに火露を用いる必要がありますが、ヒーストニアは火露なしでそれが可能となっています。
具体的な戦闘描写はありませんが、第一~第六が魔王の序列を表しているものであると考えると、アムルよりもやや弱いのではないかと考えられます。
3位 第一魔王 壊滅の暴君 アムル
第一魔王アムルは「壊滅の暴君」と呼ばれ、ベラミー曰く大魔王の最有力候補です。
起源魔法の深層大魔法「極獄界滅灰燼魔砲」の開発者であり、その魔法でもって、二律僭主ノアが「黒七芒星」で強化した「覇弾炎魔熾重砲」を迎え撃ちました。
どうやら、「極獄界滅灰燼魔砲」の続きの効果を発動することができるらしく、アノスもその謎についていろいろ考察しているようです。
アノスとの関係を示唆しているシーンがいくつかあり、もしかしたらアノスの転生前の人物であるかもしれません。
2位 暴虐の魔王 アノス・ヴォルディゴード
第2位は本作の主人公こと暴虐の魔王アノス・ヴォルディゴードです。
滅びの根源を有する父セリス・ヴォルディゴードと、災禍の淵姫ルナ・アーツェノンの子であり、最も完全体に近いアーツェノンの滅びの獅子です。
また、エルミデによって、かつて銀海の魔王であったことが明かされています。
世界を滅ぼすほどの膨大な魔力、バランディアスの飛空城艦を素手で振り回す怪力、究極の反魔法である「破滅の魔眼」、あらゆる秩序を滅ぼす「理滅剣ヴェヌズドノア」とその上位版「混滅の魔眼」を使用できるなど、まったくスキのない存在です。
魔法技術も極めて高く、初めて見た相手の魔法を完全コピーどころか、より強く使いやすく改良したり、応用魔法を編み出したりと超チート級の力を持っています。
そして何よりもチートなのが、アノスは自身の魔力を抑えるのに魔力の大半を費やしている状態であるということです。
通常は本気で戦うとき自身の魔力を100%外に放出しますが、アノスの場合は大半は自身の魔力が暴走しないように制御するのに使われ、その残りカスを放出して戦っている状態です。例えるなら、100%のうち、暴走しそうな魔力49%、暴走しそうな魔力を抑え込むのに使う魔力49%、残りの2%を戦闘のために使用するといったような感じです。
そのため、相手が強力になるほど、暴走しそうな魔力とそれを抑え込む魔力を、戦闘のための魔力に転換できるため、アノス自身もより強力になります。
今まで多くの猛者と戦ってきましたが、敗北は一度もなく(イザーク戦は引き分け)、特にすごいのが、銀水将棋でパブロヘタラの169世界を相手(深層世界も含む)にたった1人で完全勝利したことです。
銀水将棋で駒として使う銀水機兵は、小世界そのものに匹敵する強さを持っているため、単純に考えれば、アノス1人で169の小世界すべてを滅ぼすことができると考えられます。
また、アノスのオリジナル魔法「涅槃七歩征服」は、第7歩目まで解放するとミリティア世界を千度滅ぼしてもお釣りがくるほどの威力を持つ作中最強魔法ですが、現在のところ6歩目に耐えられた相手は存在しません。
そういった意味でも、まだ本気を出したことがないと言えるので、実力はまだまだ底が知れません。
1位 大魔王 ジニア・シーヴァヘルド
堂々の第1位は、大魔王ジニア・シーヴァヘルドです。
深層12界を支配し、銀海史上初めて深淵魔法に到達した魔導の覇者として君臨しています。
まだ名前しか登場していないので、アノスとどちらが強いのかは不明ですが、アノスがエルミデとのやり取りの中で、かつてアノスは魔王であったが今はその力を失っているということが判明したので、仮にアノスがジニアやアムルの生まれ変わりだとしても、ジニアの方が強いと考えられます。
コメント
最新版ナイスです!
レイのとこ使える秘奥って3つじゃないんですか?
「天牙刃断」、「断空絶刺」、「廻天虹刃」
たぶんランキング作成時点では「廻天虹刃」は登場していなかったんだと思います。
第二魔王より上はアノスより強いと思う
今なら最上位にムトーが入りますね〜次の更新楽しみにしてます。
今自分の予想としてノアとレコルが元もしくは現在同一人物ではないかと言うのがアツいです!(だからなんや)