【アニメ版】「魔王学院の不適合者」第12話の感想【ネタバレ注意】

ラノベ・アニメ

アニメ版「魔王学院の不適合者」第12話の感想を述べていきます。

原作の内容も盛り込んでいるので、軽微なネタバレがあります。

ネタバレが嫌だという方は閲覧を控えてください。

今回は、アヴォス・ディルヘヴィアの正体が明らかになります!

スポンサーリンク
スポンサーリンク

エレオノールの正体

エレオノール・ビアンカの正体は根源のクローンを生み出す人型の魔法「根源母胎(エレオノール)」でした。
ジェルガは自身の根源を「聖域(アスク)」と「根源母胎」の魔法に分けたのです。
そして、「聖域」の影響下にある者には、魔族を滅ぼすというジェルガの意思が植え付けられます。

ゼシアは「根源母胎」によって生み出された人間兵器ともいうべき存在でした。
感情も言葉も奪われ、ただ戦っては滅びるだけの運命です。
「根源滅爆(ガヴエル)」によって根源ごと滅びても生き返ったように見えたのは、実は別のゼシアが次々と登場していたことによるものでした。

エレオノールの根源にはカノンの記憶がわずかに残っていました。
魔族と人間の共存を目指すカノンは、魔族を滅ぼすというジェルガの意思に反対したため、人間によって殺されてしまったのです。

エレオノールはゼシアたちが自分を恨んでいるといい、自身をアノスに滅ぼしてほしいと頼みます。
しかし、喋れないはずにもかかわらず、1人のゼシアが「ママを助けて」と言いました。
アノスはエレオノールもゼシアも全員まとめて幸せにすることを約束します。
ちなみにこのゼシアは後にレギュラーメンバー入りを果たします。

霊神人剣エヴァンスマナの略奪

エレオノールの元に完全に消滅したはずのディエゴが入ってきました。
ディエゴもまた根源クローンにより生み出された存在だったのです。
しかし、奥の部屋で爆発が起こり向かってみると、そこには3人の七魔皇老と仮面の男が侵入していました。

七魔皇老の1人、メドイン・ガーサ
獣人みたいな見た目です。

ゾロ・アンガート
吸血鬼みたいな見た目です。

エルドラ・ザイア
中世的な見た目ですが、声は男性です。

なんと仮面の男は、魔族には決して抜けない(それこそアノスであっても)霊神人剣エヴァンスマナを抜き切りました。
これにはディエゴも驚愕。

ディエゴは仮面の男たちを排除しようとしますが、メドインの放ったブラックホールのような魔法に攻撃魔法を吸収され、自身と衛兵も吸い込まれて消滅してしまいました。

立ちはだかったアノスに対して、自身を「暴虐の魔王 アヴォス・ディルヘヴィア」と名乗る仮面の男。
アノスの放った「獄炎殲滅砲(ジオ・グレイズ)」をエヴァンスマナで切り裂いて消滅させました。

エヴァンスマナから放たれた白き剣閃を破滅の魔眼で相殺するアノス。
実力は拮抗しているか!?

宣戦布告

ディエゴは、暴虐の魔王が復活し霊神人剣エヴァンスマナを奪い去ったとアゼシオン中に伝えました。
そして、魔王討伐軍を挙兵し、魔族と戦うことを宣言します。

対してアヴォス・ディルヘヴィアも、人間たちが魔族を滅ぼそうとしていることを明かしました。
そして、人間を滅ぼすことをディルへイド中に宣言します。

決戦前夜

これは俺の戦いだと言って自分だけで戦争に出向こうとするアノスですが、七魔皇老、ネクロン姉妹、ファンユニオン、そしてレイは自分たちも一緒に戦うと宣言します。

決戦前夜にも関わらずイチャイチャするレイとミサ。
自分からキスをねだるとは、なかなかミサも積極的ですね。

キスするかと見せかけて、ミサの着けていた一つ貝の首飾りを二つに分けるレイ。
そして、片方を自身の首に着けました。
戦争が終わったら結婚しようというレイのプロポーズです。

戦争開始

魔王軍の迎撃態勢を敷く魔王討伐軍。
背後には1万人のゼシアがいます。
すさまじい戦力です。

アノスたちはまずはアヴォス・ディルヘヴィアの魔王軍を叩きます。
レイはミサの「雨霊霧消( フスカ )」によるサポートのもと、魔王軍の精鋭たちを次々と切り伏せていきます。

アヴォス・ディルヘヴィアの拠点を見つめるアノスとメルへイスたち。
メルへイスたちは七魔皇老を、アノスはアヴォス・ディルヘヴィアを相手にするようです。

炎の魔法(名称不明)で魔王軍を攻撃するアノス。
自分たちが本物の魔王軍であると名乗り、さらに大地震を起こして兵を蹴散らします。
それに対抗しようと、城から3人の七魔皇老が現れました。

レイの姿が見えなくなったと「思念通信(リークス)」でアノスに伝えるミサ。
これにはアノスも不可解そうな反応を示します。

メドインたち七魔皇老3人を捕えたメルへイスたち。
しかし、すでにアヴォス・ディルヘヴィアの根源は彼らから離脱していました。
これですべてが一つにつながったアノスは、城にはアヴォス・ディルヘヴィアがいないことを察します。

アヴォス・ディルヘヴィアの正体

アヴォス・ディルヘヴィアの前に「転移(ガトム)」で現れるアノス。
周囲を「四界牆壁(ベノ・イエヴン)」で囲います。

無言で霊神人剣を召喚し襲いかかるアヴォス・ディルヘヴィア。
突きなのはちょっとダサいかも・・・

一瞬の戦闘の間にアヴォス・ディルヘヴィアの首から何かを奪い取ったアノス。
それはミシェンスの一つ貝の首飾りでした。

アヴォス・ディルヘヴィアの正体はレイであり、勇者カノンの転生体でした。
レイは、自身がアヴォス・ディルヘヴィアであることを隠すために、カノンであることを明かすことができませんでした。
カノンと名乗ってしまえば、7つあるはずの根源が1つしかないことから、残りの6つを七魔皇老に融合していることを勘付かれ、自分がアヴォス・ディルヘヴィアである疑いを向けられてしまうからです。
それを避けるためには、アノスの右腕であったシンを演じるのがレイにとって色々都合が良かったのです。
ただし、アノスは、ミサとのミシェンスの一つ貝のやり取りを見ていたため、すでにレイの正体に薄々気づいていたようです。
シンであれば人間界の飾り物のことなんか知っているわけないですからね。

まとめ

「アヴォス・ディルヘヴィア」の正体が勇者カノンであり、レイであることが判明しました。

いよいよ次回は最終回です。

人間と魔族の戦争、レイとアノスの戦い、レイの本当の目的、そしてジェルガの意思・・・

どのような結末を迎えるのか注目です。

良い終わらせ方ができるかどうかで2期がかかっているので、ぜひ期待したいところですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました