アニメ版「魔王学院の不適合者」第2話の感想を述べていきます。
原作の内容も盛り込んでいるので、軽微なネタバレがあります。
ネタバレが嫌だという方は閲覧を控えてください。
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プロローグ
まずは二千年前のシーンから。
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アノスとの交渉のために集った3人。
左から大精霊レノ、勇者カノン、創造神ミリティア。
それぞれ精霊、人間、神族の最強クラスのメンバーです。
アノスはそんな彼らに対して、長く続く争いを止めるために、互いを隔離することを提案します。
っていうかミリティアだけなんかちっちゃいなw
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自らの命と引き換えに、1,000年の間、4つの種族を分断する大魔法を発動することを提案するアノス。
その提案に乗ったカノンは、霊神人剣エヴァンスマナでアノスを滅ぼします。
次は友人として会うことを約束して。
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黒いオーロラの魔法壁である「四界牆壁 (ベノ・イエヴン)」が発動。
世界を四つに分断します。
ちなみにこの壁は神族に対して特効があり、他種族に比べて乗り越えることが困難となっています。
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そして、2千年後に転生し、グスタとイザベラの子として生まれました。
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グスタ「名前は・・・」
アノス「アノス・ヴォルディゴードだ」
記憶も魔力も受け継いでいるため、生まれたばかりなのに喋ることができます
不適合者の烙印
前回エンディングだと思ってた曲が実はオープニングだったんですね。
たまに1話でこういう構成にしてくるアニメってありますよね。
ということで本編です。
魔皇の適性がない不適合者の烙印を押されてしまったアノス。
しかし、アノスは適性試験でミスをした覚えはないと言う。
そこで、ミーシャと適性試験の答え合わせを行います。
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まずは、「始祖の名前を答えよ」という問題。
始祖の名前は畏れ多くて口に出すことはできないため、ミーシャに頭の中で思い浮かべてもらいます。
そしてミーシャが思い浮かべた名は「アヴォス・ディルヘヴィア」。
2千年の間に間違った名前が語り継がれていました。
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アノス「魔王はどんな存在だと言われている?」
ミーシャ「冷酷さと博愛を併せ持ち、常に魔族のことだけを考え、己を顧みず戦った」
そんな完璧超人に心当たりはないアノス。
原作だと他にも「始祖が獄炎殲滅砲で国を焼き多くの魔族を殺した理由は?」などの質問がありましたが、実際にはアノスの加減により一人の死者も出していませんし、そもそも発動も寝ぼけていたことによるもので、特別な理由など存在しませんでした。
エミリア登場
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アノスたちの担任である「エミリア・ルードウェル」の登場。
思ったよりかなり胸がデカいぞ・・・
ちなみに、エミリアの魔力はそこそこ高く、リオルグでは歯が立たないレベルです。
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「魔王軍(ガイズ)」の魔法を使用できる者が、班別対抗試験のリーダーを務めることができると説明するエミリア。
ちなみに「魔王軍」は、術者の魔力を配下に分け与えて強化する魔法です。
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当然、「魔王軍」を使えるアノスは立候補します。
しかし、白服(混血の魔族)には立候補する資格がないため、却下されてしまいます。
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エミリアに対して「白服が皇族に劣らないことを証明できれば立候補を認める、証明できなければ退学する」という条件を持ちかけるアノス。
2人は「契約(ゼクト)」の魔法で、互いの条件に拘束力を持たせます。
そして、エミリアの魔法陣の不備を指摘し改良することで、アノスが勝利しました。
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立候補者の自己紹介。
まずは、ミーシャの姉、破滅の魔女サーシャ・ネクロンから。
なぜかドヤ顔です。
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アノスの自己紹介。
自身が暴虐の魔王であり、皆が信じている魔王は真っ赤な偽物であると語ります。
めちゃめちゃ攻めてますねw
サーシャとの出会い
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正体も知らずにアノスに絡んでくるサーシャ。
班員が1人、しかも出来損ないの人形と揶揄するミーシャであることを嘲笑します。
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アノスを馬鹿にしようとするが、逆に自身の魔法知識のなさを指摘されてしまうサーシャ。
あらゆるものを破壊すると言われる「破滅の魔眼」でアノスを睨みつけます。
ちなみにこの破滅の魔眼は、普通の魔族が直視すれば1年間は意識を失ってしまうという非常に物騒で強力なシロモノです。
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逆にアノスの破滅の魔眼で睨み返されてしまいます。
自分しか持っていないと思っていた魔眼をアノスが持っていたことにサーシャは驚愕します。
まあ、サーシャがアノスから遺伝によって受け継いだものなんですが・・・
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班別対抗試験で、アノスが勝てばサーシャがアノスの配下になり、サーシャが勝てばアノスがサーシャの所有物になるという条件を持ちかけるサーシャ。
アノスは当然応じます。
班別対抗試験
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昨日の条件に対して「契約」で拘束力を持たせます。
ちなみにサーシャがアノスと直接「契約」を行使しなかったのは、アノスの力を警戒しているためです。
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ミーシャは「創造建築」を使い、一瞬で3つの城を作ります。
サーシャはそれを見て、3つのうち2つは罠で、時間稼ぎをしている間に本物の城を堅牢にする作戦だと読みました。
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アノスは「転移」の魔法で、一瞬でサーシャたちの城の前に現れます。
それを見たサーシャは「転移」の魔法を使ったと推測しました。
なかなか察しが良いですね。
そして通信を傍受されても動じないサーシャ。
たった1人では何もできないと判断していたのでしょう。
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反魔法が多重にかけられている城を突破できるわけがないと高をくくっていたサーシャでしたが、アノスはまさかの城をわしづかみにして持ち上げるという荒業に出ました。
この怪力にはサーシャも驚愕です。
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掴み上げた城を高速回転させるアノス。
これにはサーシャたちもなすすべがありません。
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投げ飛ばされた城は完全に崩壊しました。
敵わないと判断したサーシャは最後の賭けに出ます。
獄炎殲滅砲 vs 火炎
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サーシャの賭けとは、炎属性最上級魔法「獄炎殲滅砲(ジオ・グレイズ)」を使うこと。
成功率がわずかな大魔法の発動に最後の望みを託します。
ちなみに前述していますが、アノスにとって「獄炎殲滅砲」は寝ぼけた状態でも発動できるほどの難易度しかありません。
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見事「獄炎殲滅砲」の発動に成功したサーシャたち。
しかし・・・
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アノスの放った炎属性最低位魔法「火炎(グレガ)」に相殺されただけでなく、幾重にもかけた反魔法もすべて打ち破られてしまいました。
最後はサーシャたちの元に着弾し大爆発を引き起こしました。
サーシャの加入
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ギリギリ「火炎」の直撃を回避したサーシャでしたが、もはや戦う力は残っていません。
そんなサーシャに対してアノスは、配下に加わるよう要求します。
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「契約」には逆らえないと観念したサーシャは、しぶしぶアノスの配下に加わります。
しかし、これは飽くまで契約であって、心まで売ったわけではないと念押しします。後でデレデレのメロメロになるくせに
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アノスに魔眼が綺麗だと褒められ顔を赤くするサーシャ。
サーシャにとっては魔眼はコンプレックスだったため、この一言で完全にアノスに落とされてしまいます。
ツンデレサーシャの誕生です。
いつもの
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一仕事終えた後はいつも通りアノスの家に帰宅です。
今回はミーシャだけでなくサーシャも一緒です。
原作では、「転移」の魔法の秘密をチラつかせて半ば強引にサーシャを招くのですが、アニメだと自分から付いていったみたいになっていますね。
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当然勘違いされます。
今度は、二人目の嫁を連れてきたと思われたみたいです。
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サーシャもミーシャもめっちゃいい笑顔しています。
サーシャの「ツン」要素はどこに行った・・・
サーシャのキス
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帰り道は二人で手を繋いでいます。
すっかり仲直りできたみたいです。
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「もしも運命が決まっているならばどうする?」と質問を投げかけるサーシャ。
それに対してアノスは「気に入らない運命ならばぶち壊す」と回答します。
運命を決めるのは神族なので、神すら滅ぼせるアノスであれば確かに運命なんか簡単に変えられそうです。
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サーシャはアノスを呼び寄せると、突然キスをします。
彼女曰くファーストキスらしいです。
そんなサーシャに対してアノスは「それは貴重なものをもらった、ありがとう」と答えます。
ちなみにアノスはこのとき「思念通信(リークス)」の魔法で、サーシャの考えていることを読み取っています。
エンディング
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アノスの左にいるのは、2千年前に魔王の右腕と呼ばれた魔族最強の剣士シン・レグリアです。
今まで登場した人物の中では、アノスに次いで強いです(レノやミリティアよりも強い)。
まあ、訳あってレノには絶対に勝てないのですが・・・
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ガラの悪いチンピラ集団・・・ではなく七魔皇老の面々です。
左端は1章のラスボスであるアイヴィス・ネクロン。
右端は七魔皇老最強にして2章のラスボスであるメルへイス・ボラン。
左から2番目の筋骨隆々の男がガイオス・アンゼムで、その隣の小さめの男がイドル・アンゼオ。
後ろにいる三人は誰が誰なのかは分かりませんが、メドイン・ガーサ、ゾロ・アンガード、エルドラ・ザイアです。
まあ、ラスボスと言ってもアノスにとっては皆等しく雑魚なんですが・・・
まとめ
2話まで終えてようやく班別対抗試験が終わりました。
3章まで終えるとすると、ちょっとペースが遅いように感じます。
4話ごとに章が変わると思うので、次回の前半でアイヴィスの授業、後半でダンジョン試験、4話でアイヴィスをボコって1章は終了といった流れでしょうか?
戦闘シーンは若干味気ない部分もありましたが、魔法の描写がなかなか良かったので、そこは注目していきたいところです。
今でも十分強いアノス様ですが、1章のラストはマジで俺TUEEEするので、現時点で微妙という人も、そこまではぜひ見ていただきたいところではあります。
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