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浅層魔法をより深層に至らせる「深印」の登場により。ミリティア組に大幅な順位の変動が生じています。
60位 剣帝ディードリッヒ
ディードリッヒは地底世界の国の一つであるアガハの王にして竜騎士団のトップであり、剣帝と呼ばれています。
その正体は、王竜から産み落とされた「子竜」という存在です。
未来神ナフタの選定者ですが、神姻の盟約を結んだため、現在はナフタの夫となっています。
アルカナをタイマンで圧倒するほどの力を持つ猛者で、地底世界の住人の中でも規格外の強さを持っています。
魔力や根源を食らう「竜ノ逆燐」や竜の魔力を体や剣にまとわせる「竜闘纏鱗」など、竜騎士特有の魔法を使用することができます。
転変神ギェテナロスと戦った際には、「憑依召喚」の魔法でナフタを自身の体に憑依させ、未来世大剣カンダクイゾルテで真っ二つに両断し、勝利しました。
59位 魔導王ボミラス
ボミラスは2千年前から存在している強大な魔族です。
肉体が炎で構成される「炎体」を持っています。
自身の分体を生み出すことができ、本体が倒されない限りは滅ぼされることはありません。
「獄炎殲滅砲」を超える炎属性魔法「焦死焼滅燦火焚炎」の生みの親で、それを使ってアノスを倒そうとしましたが、一瞬で模倣されたうえに、改良までされてしまいました。
アノスや魔王学院の生徒たちとの戦いで、分体を全滅させられた挙句、本体の根源をアノスに滅ぼされて消滅してしまいました。
58位 緋碑王 ギリシリス
ギリシリスは、2千年前にアノスとしのぎを削っていた四邪王族と呼ばれる魔族のうちの1人です。
魔法の研究に熱心で、才能がありながらもそれを有効に活用しないアノスに対して敵対心をもっています。
卑劣な手を好み、幾度となくアノスたちの前に立ちはだかりました。
最終的には、同じく四邪王族の熾死王エールドメードとの化かし合いに敗れ、従順な犬に変えられてしまいました。
やられ癖が付いてしまっている不遇なキャラです。
今後も活躍の機会はきっと来ないでしょう。
57位 詛王 カイヒラム
57位は同じく四邪王族のカイヒラムです。自身の命と引き換えに強力な呪属性の魔法を発動することができます。深化神ディルフレッド戦では、「死死怨恨詛殺呪泥城」という呪属性の大魔法を発動し、戦況を一転させました。
ジステというもう1つの人格(女性)がいて、カイヒラムの人格のときのほうが戦闘能力は高いみたいです。
過去に冥王イージェスにタイマンで敗北しており、イージェスやエールドメードが「深撃」や「深印」を習得して強化されていることなどを考えると、かなり差が付けられてしまっていると考えられます。
56位 ゼシア・ビアンカ
ゼシアは、エレオノールが「根源母胎」によって生み出した1万人のゼシアのうちの一人で、唯一しゃべることができた個体です。
光の聖剣エンハーレを「複製魔法鏡」で無数に複製する戦法を得意としています。
最近は、鍛冶世界バーディルーアの元首ベラミーによってエンハーレを「緋翔煌剣エンハレーティア」として鍛えなおしてもらったため、かなり強化されています。
55位 エレオノール・ビアンカ
エレオノールは、根源クローンを生み出す人型魔法「根源母胎」であり、現在はアノスの管理する魔法として存在しています。
「根源降誕母胎」や「深聖域羽根結界光」など、エンネスオーネと協力して補助魔法を使用することが多く、単独で戦うことはあまりありません。
しかし、戦闘力自体が低いわけではなく、通常では一人では使用することができない「聖域熾光砲」を単独で使用することができたり、ベラミーからもらった「鎧剣軍旗ミゼイオン」で自ら操る「疑似規律人形」を強化したりと、単独でもそこそこ戦うことができます。
一応「深印」を使えるので、ネクロン姉妹とそこまで実力差はなさそうですが、ほとんどないのでこの順位になっています。
54位 堕胎神 アンデルク
アンデルクは生誕神ウェンゼルの妹であり、彼女とは表裏一体の存在です。
堕胎の権能を司り、この世に生まれるべきでない者を堕胎させようとします。
アルカナ戦では彼女を堕胎しようとしますが、秩序に背理する彼女の権能の前には歯が立たず、背理剣リヴァインギルマで神の臍帯を切断され、逆に堕胎されてしまいました。
53位 未来神 ナフタ
未来神ナフタはその通り名のとおり、未来を操る権能を持っています。
考えうるすべての可能性の中から、ナフタの選択する未来に限局し、それを実現させることができます。アガハの剣帝ディードリッヒの選定神であり、妻でもあります。
アノスと対峙した際には、その権能を持ってアノスを手こずらせましたが、結局は当時アノスが習得していた最強の魔法「極獄界滅灰燼魔砲」の前に敗れてしまいました。
転変神ギェテナロス戦では、夫であるディードリッヒと共に戦い、愛の力で打ち負かすことに成功します。二人がかりとは言え、神の中でも最強クラスである樹理四神のギェテナロスを倒せるのは、ナフタが神としてもかなり上位に位置することの証明です。
ちなみにディードリッヒも相当強く、もしかしたらサーシャやミーシャよりも強いかもしれないくらいです。ただし、銀水聖海編に入ってからの成長描写がないため、本ランキングからは除外させていただきました。
52位 背理神 アルカナ
アルカナはその名の通り、神の秩序に背理する秩序を持っています。
ここでは背理神と呼んでいますが、正確には神ではなく神の代行者です。
そのため、対神戦では絶大な力を発揮し、樹理四神である生誕神ウェンゼルの姉妹神「堕胎神アンデルク」をタイマンで滅ぼしたり、深層世界である銀城世界バランディアスの主神「王虎メイティレン」の力を封じたりと、作中でも大活躍をしています。
背理剣(全能者の剣)リヴァインギルマという、抜けば自らが滅びる剣を使用することができ、これがアルカナの真骨頂です。リヴァインギルマはあのアノスでさえそのままでは扱えず、特殊な魔法を使用することで何とか使っていけるような危険極まりない剣なのですが、アルカナは「抜けば滅びる」という秩序にすら背理することができるため、小細工なしで使用することができます。
ちなみに、アノスはアルカナのことを自身の妹として扱っています(血縁関係はなし)。それに対し、アルカナもアノスを「お兄ちゃん」と呼んで慕っており、アノスの配下の中でも特別な存在として扱われています。
51位 転変神 ギェテナロス
ここからは樹理四神がランクインします。
樹理四神はそれぞれジャンケンの関係になっているため、明確に誰が強いというのはありません。
ですので、ここから48位の終焉神アナヘムまではほとんど差がないと思っていただいてかまいません。
とりあえず51位は転変神ギェテナロスです。
樹理四神の中で最下位である理由としては、アノスたちとの「友好関係が浅い」、「感情的になりやすい」、「思慮が浅い」といった傾向があるためです。
とは言っても、ナフタ&ディードリッヒの強キャラコンビ相手に善戦できていたのは評価に値します。
もしかしたら、次の生誕神ウェンゼルよりも戦闘力自体は高い可能性があります(ジャンケンの関係で彼女に勝つことは不可能ですが)。
コメント
最新版ナイスです!
レイのとこ使える秘奥って3つじゃないんですか?
「天牙刃断」、「断空絶刺」、「廻天虹刃」
たぶんランキング作成時点では「廻天虹刃」は登場していなかったんだと思います。
第二魔王より上はアノスより強いと思う
今なら最上位にムトーが入りますね〜次の更新楽しみにしてます。
今自分の予想としてノアとレコルが元もしくは現在同一人物ではないかと言うのがアツいです!(だからなんや)