【アニメ版】「魔王学院の不適合者」第11話の感想【ネタバレ注意】

ラノベ・アニメ

アニメ版「魔王学院の不適合者」第11話の感想を述べていきます。

原作の内容も盛り込んでいるので、軽微なネタバレがあります。

ネタバレが嫌だという方は閲覧を控えてください。

今回はアノスだけでなく、配下も大暴れします!

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アノス班 vs ジェルガカノン

「聖域(アスク)」を発動するジェルガカノンの生徒たち。
人々の想いを自らの力に変換します。

魔族の力を削ぎ、人間の力を強化する「四属結界封 ( デ・イジェリア )」によって、アノスの「獄炎殲滅砲」を食い止めます。

そこに一人の女子生徒が現れ、「獄炎殲滅砲」を切り裂きます。

アノスとともに「四属結界封」の中に入るミーシャ。
魔族であるミーシャにとってはかなり過酷な環境である模様。
ちなみに、アノスには全く効果がありません・・・流石魔王様

アノスに回復してもらい、蓮葉氷の指輪の力でなんとか氷の魔王城を建てます。
魔王城の影響により、魔族でも戦える環境になりました。
ここから反撃開始です。

「獄炎殲滅砲」を切り裂いた女子生徒は喋ることができませんでした。
代わりに序列2位のレドリアーノが彼女を紹介します。
勇者学院序列1位、「ゼシア・カノン・イジェイシカ」です。
ただの人間である他の生徒とは違い、彼女はかなり特別な存在です。

光の聖剣エンハーレ。
すべての魔を拒絶し、無に帰す強力な聖剣です。

「四属結界鎖(デ・イジェード)」により体を拘束されてしまうアノス。
この魔法で拘束された魔族は、力も魔力も10分の1以下になってしまいます。
ただし、元の量が膨大なアノスには全く無意味です。
メルへイス戦で10倍になってますしね。

起源魔法「魔黒雷帝(ジラスド)」で拘束を破壊し、ジェルガカノンの生徒たちを灰にするアノス。

しかし、「四属結界封」の中では、ジェルガカノンの生徒たちは無限に回復します。
黒こげのラオスも完全回復です。

サーシャ vs ラオス

ラオスの前に立ちはだかったのはサーシャ。
アノスとの特訓を経て強くなった彼女は自信満々です。
ラオスは「大覇聖炎(サイフィオ)」を連発し、サーシャを追い詰めますが・・・

スキを見てラオスの校章を奪うサーシャ。
これでラオスの力を弱体化させます。
校章の持ち方がかわいい。

ラオスが取り出したのは「聖炎熾剣ガリュフォード」。
88本の聖剣のうち、最も熱く燃え盛る聖剣です。
反撃に転じたラオスは、サーシャから校章を奪い返します。

これからが本番とばかりにサーシャに飛び掛かるラオスですが、いきなり吐血し落下してしまいます。
サーシャは校章に「毒呪汚染(ディエヌ)」の魔法を融合し、その力を取り込んだラオスの体内の魔力期間をズタズタに破壊したのです。

周囲に張り巡らせた「聖熾炎結界(バーディスド)」もサーシャの破滅の魔眼で破壊され、万事休すです。
サーシャはやっぱりドSですね。

レイ vs ハイネ

大聖地剣ゼーレと大聖土剣ゼレオを手に持ち、「地震結界(アゴラス)」でレイの行動を封じた(と思い込んでいる)ハイネ。
それにしてもゼレオがやたらしょぼい・・・のこぎりにしか見えません

思うがままに姿を変える一意剣シグシェスタ。
レイは聖なる力を込めるように祈り、シグシェスタを疑似的な聖剣へと変え、ハイネの腕を斬り飛ばしました。
切り落とされた腕は「四属結界封」の効果ですぐに元通りになってしまいます。

聖なる力を宿した一意剣を偽物の聖剣とバカにするハイネ。
そこでゼレオを拾って地面に突き刺すレイ。
「地震結界」もろともハイネを吹き飛ばしました。
ハイネは魔族が聖剣を使いこなすことに驚きを隠せません。
まあ、アノスの場合、聖剣を使うどころではなく作ってしまっているんですがね・・・

ゼーレも拾いハイネのもとに向かうレイ。
ゼレオでつけた疵痕を、ゼーレで切り裂けば聖痕になるんだよねといいながらゆっくりと近づいていきます。
絶望したハイネの目には聖剣を振り上げたレイの姿が映ります。

アノス vs ゼシア & レドリアーノ

死んだふりをしていることをアノスに看過され立ち上がるレドリアーノ。
「聖海護剣ベイラメンテ」を召喚します。

ゼシアが不意打ちでアノスに襲い掛かりますが、防御魔法で防がれてしまいます。
アノス vs ゼシア & レドリアーノの開戦です。

二人がかりでもアノスには歯が立たず、ふっとばされてしまう二人。
女性相手でも容赦ありません。

「聖域」を発動するゼシアとレドリアーノ。
アゼシオンの国中から想いを集めて自身の力に変換します。
2千年前は10万人だったアゼシオンの人口は今では1,000万人。
その効果は昔の比ではないとレドリアーノは説明します。

「お前たちの愛を俺に寄こすがいい」とファンユニオンに語りかけるアノス。
それを受けてファンユニオンはアノス様応援歌を歌い始めます。

「聖域」を発動し、歌に乗せたファンユニオンたちの想いを力に変えるアノス。
たった8人ですが、想いの強さはこちらの方が遥かに上です。

「聖域」で集めた力を打ち出す「聖域熾光砲(テオ・トライアス)」を発動しますが、アノスの魔法に打ち破られて吹き飛ばされてしまいます。

しかし、レドリアーノたちには「魔族を殺せ」という憎悪の塊のような声が聞こえていました。
その声を受けてゼシアは、自身の根源の全魔力を解放し光の大爆発を起こす「根源光滅爆(ガヴエル)」を使用します。
当然その程度ではアノスにダメージは与えられません。

根源を犠牲にしたため完全に滅んだはずのゼシアですが、なんと無事でした。
そして再び「根源光滅爆」を使用します。

消滅したはずのゼシアがまた現れ、アノスに斬りかかろうとします。
そんなゼシアに対して、アノスはゼシアの根源に対して「時間停止(レバイド)」を発動し、「根源光滅爆」の発動を阻止します。

そんなとき、アノスにエレオノールの声が届きます。
神殿に来て欲しいというお願いでした。

ディエゴの目的

アノスの代わりにミーシャが神殿に向かいます。
しかし、そこで待ち構えていたディエゴに襲撃されます。
ミーシャは反魔法で防ぎますが、ディエゴは光の聖剣エンハーレを召喚し、ミーシャと対峙します。

ディエゴがミーシャの後ろにあった扉を開くと、溢れんばかりの聖なる白い光が漏れ出てきました。
それは最強の聖剣「霊神人剣エヴァンスマナ」の放つものであり、ミーシャの反魔法は一瞬でかき消されてしまいました。

エヴァンスマナの光によりダメージを負ったミーシャを背後からエンハーレで突き刺すディエゴ。
完全に殺しに来ていますね。

何度も何度もミーシャに剣を突き立て、根源ごと滅ぼそうとするディエゴ。
かなりグロいシーンです。

ディエゴが止めを刺そうとした瞬間、アノスが登場し、「四界牆壁(ベノ・イエヴン)」を叩きこんで排除します。
そして、ミーシャを守るために「四界牆壁」で囲うと、その中で治療をします。

アノスはディエゴに本当の目的を問いただしますが、「四界牆壁」によって死んでしまいます。
しかし、そんなことをアノスが許すわけなく、「蘇生(インガル)」で復活させ、再度問い詰めます。

ディエゴに「魔物化(ネドラ)」を使い、魔物に変えてしまうアノス。
もはやディエゴは勇者ではなく、単なる醜い魔物です。
ディエゴは最後の手段とばかりに、勇者学院の生徒たちに「根源光滅爆」による自爆特攻を命じます。

ディエゴの命令で自爆しようとする勇者学院の生徒たち。
しかし、アノスの「時間操作」によって生徒たちの「根源光滅爆」を停止したため、不発に終わりました。

「根源死殺(ベブズド)」の魔法でディエゴの根源を体内から取り出し、傷つけるアノス。
根源を傷つけられる苦痛は想像を絶するものであるため、ディエゴは悶絶します。

苦痛に耐えかねたディエゴは自分を殺すように懇願します。
それに対してアノスは、「お前は勇者ではない」と言って、ディエゴの根源を完全に消滅させます。
これでディエゴは生き返ることはありません。

ディエゴを始末したアノスが辿り着いたのは無数の球体が浮かぶ部屋。
球体の中にはエレオノールがいました。
「お前は何者だ?」と問いかけるアノスにエレオノールは「魔法だぞ」と答えます。
エレオノールの正体は人間ではなく、人型の魔法だったのです。

まとめ

物語も佳境に入ってきました。

今回でディエゴ含め勇者学院の面々が勇者カノンの生まれ変わりでないことはほぼ明らかになりました。

今回のポイントは、根源を自爆させても何度もゼシアが復活したことと、エレオノールが閉じ込められていた部屋に無数の球体があったこと、そしてエレオノールが自身を魔法だと言っていたことです。

魔法と言うことは、その魔法を発動した術者がいるのですが、それが今回の黒幕(ラスボス)になります。

この作品はこのあたりから推理モノっぽくなってくるので、そういうのが好きな人は原作を読んでみてもいいでしょう。

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