「小説家になろう」の大人気ライトノベル「魔王学院の不適合者」には様々な魔法が登場します。
今回は、WEBの「魔王学院の不適合者」に登場する補助魔法をまとめてみました。コミック版、書籍版には未登場の魔法ばかりですので、ネタばれ注意です!
(注)以前は全魔法載せていましたが、ページの記述量が多すぎるため、種類別に分類しました。
- 補助魔法
- 涅槃七歩征服(ギリエリアム・ナヴィエム )
- 深印(ドラム)
- 深撃(ゼルス)
- 魔王軍(ガイズ)
- 勇者部隊(アスラ)
- 聖域(アスク)
- 聖愛域(テオ・アスク)
- 狂愛域(ガルド・アスク)
- 愛世界(ラヴル・アスク)
- 慈愛世界(リオル・アスク)
- 想司総愛(ラー・センシア)
- 聖爆結界滅(ジ・ファイゼン)
- 聖域勇者城結界(テオ・アルクランイスカ)
- 闇域(デメラ)
- 深闇域(デメラ)
- 闇域魔王軍(デメラ・ガイズ)
- 聖剣結界光籠(ティアス・ディアラ)
- 武装強化(アデシン)
- 影縫鏃(デミレ)
- 影鈴(ゼン)
- 掌握魔手(レイオン)
- 黒七芒星(デムド・イヴ)
- 黒六芒星(デムド・イラ)
- 黒芒星(デムド)
- 波身蓋然顕現(ヴェネジアラ)
- 虚空絶空虚(ヌエリエヌ)
- 祈希誓句聖言称名(アドニア・エル・ヘルマケス)
- 聖句封印解除(ヴァウンド)
- 聖句従属命令(ラ・ガベス)
- 界化粧虚構現実(ハイリヤム・ペーレーム)
- 変幻自在(カエラル)
- 剛覇魔念粉砕大鉄槌(ゴルゴン・ドルラ・ガデングス)
- 思念平行憑依(リクスネス)
- 総魔完全治癒(エイ・シェアル)
- 治癒(エント)
- 抗魔治癒(エンシェル)
- 治癒緑光(セネテル)
- 老衰病治癒(ワズワース)
- 活性増幅(ガガリア)
- 根源再生(アグロネムト)
- 蘇生(インガル)
- 反蘇生(ル・インガル)
- 聖域蘇生(テオ・インガル)
- 犠牲蘇生(イグドゥル)
- 腐死(イグルム)
- 腐死鬼兵隊(ゴア・グルム)
- 暗黒領域(イグレアナ)
- 吸魔暗黒領域(ジノ・グレアナス)
- 仮死(インドル)
- 四界牆壁(ベノ・イエヴン)
- 封域結界聖(ロ・メイシス)
- 遡航障壁(ガゼルタ)
- 風壁流道(シェリア)
- 次元牢獄(アゼイシス)
- 獄炎鎖縛魔法陣(ゾーラ・エ・ディプト)
- 羈束首輪夢現(ネドネリアズ)
- 永劫死殺闇棺(ベヘリウス)
- 由縁縛鎖(ギチェルジェ)
- 次元門番(バロイカ)
- 四属結界封(デ・イジェリア)
- 四属結界鎖(デ・イジェード)
- 四属結界檻(デ・イジェンクス)
- 四属結界封滅陣(デ・イジェリメント)
- 魔族断罪(ジェルガ)
- 破壊神降臨(アベルニユー)
- 創造神顕現(ミリティア)
- 竜闘纏鱗(ガッデズ)
- 聖覇護道(ヘミオス)
- 聖覇武道(テウス)
- 聖覇魔道(リメンツ)
- 聖葉矢弾狩猟場(アジス・フレイヤ)
- 聖狩場(ラーゼ)
- 聖域白煙結界(テオボロス・イジェリア)
- 魔固聖煙不動歯車城(テオボロス・ディアルタ)
- 聖域羽根結界光(エンネ・イジェリア)
- 深聖域羽根結界光(エンネ・イジェリア)
- 堅塞固塁不動城(バランディアルタ)
- 堅牢結界城壁(バディレイヒア)
- 反魔創造建築(ジェ・アイゼオ)
- 攻囲秩序法陣(アルネスト)
- 一点攻城秩序陣(リツェルネスト)
- 四方秩序退陣(ネウィアラダ)
- 竜縛結界封(デ・ジェリアス)
- 魔支配隷属服従(エンペルム・ディデイヤ)
- 熾死王遊戯答推理(エルドメドラン)
- 熾死王遊戯一化八果(エルドメドルン)
- 不揃意分身(バーラー・バラ)
- 秩序簒奪(ジ・シェンズ)
- 因縁契機魔力強奪(ガガ・ギョニヨル)
- 輝光加速(ジオロイア)
- 輝光閃弾(ジオッセロム)
- 覇炎封喰(ヌイジニアス)
- 自傷呪縛(デグデド)
- 聖八炎結界(ザガード)
- 聖炎鎧(デストア)
- 聖熾炎結界(バーディスド)
- 毒呪汚染(ディエヌ)
- 聖海守護結界(ベーストレート)
- 聖海守護障壁(レガ・インドレア)
- 聖海守護呪壁(リアード・アンゼムラ)
- 聖刻十八星(レイアカネッツ)
- 布縛結界封(ジェ・ネロウ)
- 根源応援魔法球(エオルネス)
- 複製土人(ダガン)
- 枷結界封絶(デ・グレバイド)
- 拘束魔鎖(ギジェル)
- 聖覇狩道(モーテス)
- 複製魔法鏡(レガロイミティン)
- 天門(アムス)
- 暗黒異界魔行路(デドラードネド)
- 魔火陽炎地獄(ボルグ・ヴェグム)
- 融合神(ガラギナ)
- 黒鞘(ジルマ)
- 根源威滅強体(ガヴデア)
- 血霧雨(ゴッゾォーテ)
- 魔夜子守歌(ネイエン)
- 騒音歌唱通信妨害(ベルネッツェオ)
- 反次元陣地(リエイン)
- 魔弾防壁(ゴルロム)
- 消火結界(デゼンド)
補助魔法
涅槃七歩征服(ギリエリアム・ナヴィエム )
根源で凝縮した滅びの魔力を一歩ごとに解放し、術者の力を底上げする深化魔法。
痕跡神リーバルシュネッドから「極獄界滅灰燼魔砲」を受けたアノスが新たに開発した魔法で、現時点ではアノス最強の魔法である。
アノスはこの魔法で自身を強化し、絶対に壊れないとされていたパブロヘタラの絡繰淵盤を粉砕した。
深印(ドラム)
他の魔法をより深層へと至らせる潜水属性の魔法。
魔法によって、「深印」が適用できるか否かは決まっており、例えば「灼熱炎黒」は「深印」でもまったく変化しないが、「火炎」は深層魔法へと変化させることができる。
発動には膨大な魔力や火露が必要であり、限定秩序に縛られた通常の小世界の住人では火露を使わずに発動することができない。
ただし、限定秩序のないミリティア世界の住人であれば、それなりの魔力があれば発動することができ、アノスやミサだけでなく、魔王学院の生徒でも使用することができる。
ミリティア世界の浅層魔法でも深層魔法へと強化できるため、浅層魔法であっても深層魔法と渡り合うことができるという意味では、可能性に満ち溢れた魔法であると言える。
深撃(ゼルス)
打撃や剣撃をより深層へと至らせる潜水属性の魔法。
「深印」よりもさらに多くの魔力を必要とするため、使える者は限られている。
ミリティア世界では、シン、レイ、イージェスしか習得できていない。
魔王軍(ガイズ)
術者が味方へと魔力や魔法効果を付与し続ける軍勢魔法。
術者は「魔王」、味方は「築城主」「魔導士」「治療士」「召喚士」「魔剣士」「呪術師」の役割を与えられ、味方はそれぞれ得意分野の能力を向上させることができるが、術者である「魔王」はやや弱体化する。
全体の戦力向上になるため、魔族による集団戦でよく使用される。
勇者部隊(アスラ)
術者に対し、味方が魔力を分け与える軍勢魔法。
術者は「勇者」、味方は「賢者」「魔法師」「神官」「召喚士」「聖騎士」「霊術師」の役割を与えられ、味方はやや弱体化するが、術者である「勇者」は能力が向上する。
力で魔族に劣る人間が、勇者1人に力を集めて魔族の頭を討ち、相手の軍勢を瓦解させるために勇者カノンが開発した魔法。
聖域(アスク)
人々の心を一つにし、その希望や願いを自身の魔力に変換する勇者の魔法。
周囲の人間だけでなく、大陸中の人間から想いを集めることができる。
聖愛域(テオ・アスク)
二人の愛を一つに重ね、膨大な魔力に変換する勇者の魔法。
術者とその相手のどちらも強化することができる。
レイとミサが使用した。
狂愛域(ガルド・アスク)
複数の相手から受ける狂気ともいえる愛を、余さず魔力に変換する魔法。
黒く粘性を帯びた光を生み出し、触れたものすべてを腐食させる効果がある。
アノスはファンユニオンの愛を触媒にこの魔法を発動した。
愛世界(ラヴル・アスク)
自分たちだけの桃色の世界を作り出す「聖愛域」を超える愛魔法。
その世界の中では、愛の力によって理を歪み、秩序が乱れる。
慈愛世界(リオル・アスク)
相手の歪んだ愛を慈愛をもって受け止めて、自身の力とする愛魔法。
想司総愛(ラー・センシア)
世界中の人々の想いを結集させて、術者の魔力に変換する魔法。
聖爆結界滅(ジ・ファイゼン)
「聖域」を利用した結界魔法。
結界内に侵入した敵は、聖なる爆炎に包まれる。
聖域勇者城結界(テオ・アルクランイスカ)
「聖域」で集めた魔力で光の傘を生み出す魔法。
傘の下に広がった聖域内では、味方の傷を癒される。
ラオスが「聖域」によりアゼシオン中から集めた魔力で発動し、一瞬ではあるが、枯焉砂漠の秩序を凌駕したが、強大過ぎる魔力を扱いきれず、すぐに効果が切れてしまった。
闇域(デメラ)
周囲に闇の結界を張り巡らせ、範囲内にいる魔族にアヴォス・ディルヘヴィアの意志を植えつける魔法。
暴虐の魔王をアヴォス・ディルヘヴィアとより強く信じている者ほどより強化されるが、混血の魔族は魔力を吸収され続けてしまう。
「転移」や「思念通信」を妨害する効果もある。
深闇域(デメラ)
「深印」によって「闇域」を深化させた深層魔法。
「闇域」の効果がより強力になっている。
闇域魔王軍(デメラ・ガイズ)
「闇域」で吸収した魔力を上乗せした強化版の「魔王軍」。
聖剣結界光籠(ティアス・ディアラ)
「複製魔法鏡」にて複製した聖剣エンハーレを光の線で結び、大きな光の籠のような結界を作り出す魔法。
結界自体の強さはそれほどでもないが、範囲が広く、結界から出ようとした相手はエンハーレで切り裂かれる。
武装強化(アデシン)
武器に魔力を纏わせて性能を向上させる魔法。
影縫鏃(デミレ)
二律僭主ノアが使用する深層魔法。
発射した鏃が相手の影に刺さると、相手自身の動きも拘束することができる。
アノスは力づくで引きはがすことができたため、拘束は絶対的なものではない模様。
影鈴(ゼン)
二律僭主ノアが使用する深層魔法。
実体ある物の影を浮かび上がらせることができる。
ノアはこの魔法によって「波身蓋然顕現」で分身した偽物のアノスを見分けることができた。
掌握魔手(レイオン)
二律僭主ノアが使用する深層魔法。
相手の魔法を自身の魔力に任せて力づくで抑え込み増幅することができるが、制御に失敗すれば増幅した魔法が暴走する恐れがある。
アノス曰く、「己の危険を度外視した覇者の術式」。
アノスもこの魔法を愛用しており、新たな深層魔法を開発する際にもよく使用される。
黒七芒星(デムド・イヴ)
二律僭主ノアが使用する深層魔法。
黒の七芒星を描き、そこを通過した魔法の威力を増加させることができる。
この系統では最強の魔法であり、ノアが発動をした際にアムルは驚愕していた。
黒六芒星(デムド・イラ)
二律僭主ノアが使用する深層魔法。
黒の六芒星を描き、そこを通過した魔法の威力を増加させることができる。
黒芒星の上位魔法。
黒芒星(デムド)
二律僭主ノアが使用する深層魔法。
黒の五芒星を描き、そこを通過した魔法の威力を増加させることができる。
この系統では最弱だが、それでも魔法威力の増加率は途方もないほど大きい。
波身蓋然顕現(ヴェネジアラ)
可能性を具象化する魔法。
非常にチートじみた性能であり、一見不可能と思えることも可能とすることができる。
例えば、「術者は現在位置から別の場所に移動する可能性もある」という可能性を実現することにより、別の場所に術者の分身を生み出すことができる(しかも術者と同能力で)。しかも複数回発動することができ、その分だけ人数が増える。
アノスはこの魔法で、抜けば滅びるという全能者の剣リヴァインギルマを、抜くかもしれないという可能性を具象化することによって、リスクなしに抜き放つことに成功した。
虚空絶空虚(ヌエリエヌ)
対象を虚無の状態にする魔法。
虚無の状態になった物体に触れた物は消滅する。
グラハムが自身の肉体に使用し、姿を完全に消した。
祈希誓句聖言称名(アドニア・エル・ヘルマケス)
神を称えることで任意の神性を高め、聖句が届く範囲で神の秩序や権能を強化せしめる聖句世界の深層大魔法。
この魔法の影響下で中層魔法を使用すると、深層魔法に匹敵するほどの効果となる。
聖句世界では歴代2人しか行使できないほどの大魔法だが、アノスには簡単に再現されてしまった。
聖句封印解除(ヴァウンド)
「祈希誓句聖言称名」を使用する前に発動しておく必要がある魔法。
詳しい効果は不明。
聖句従属命令(ラ・ガベス)
聖なる言葉によって、対象に命令を強要する聖句属性上級魔法。
それ以上の聖句魔法で上書きをしなければ効果が切れるまで、術者の命令に従うことになる。
界化粧虚構現実(ハイリヤム・ペーレーム)
その領域にいる者が信じたとおりに領域の秩序を決定する、粉塵世界の深層大魔法。
術者と相手が魔法が使えない領域だと思い込めば、本当に魔法の使えない世界となる。
ミリティア世界ではアノスの他にエールドメードも使用することができる。
変幻自在(カエラル)
粉によって幻影を生み出す化粧属性中級魔法。
視覚だけではなく、臭覚や聴覚など五感や魔眼にさえ影響を与えるため、幻影の見極めが困難であり、「幻影擬態」の上位魔法といえる。
剛覇魔念粉砕大鉄槌(ゴルゴン・ドルラ・ガデングス)
対象を粉砕することのできる思念の大鉄槌を生み出す、思念世界ライニーエリオンの深層大魔法。
物質よりも相手の攻撃魔法や魔法障壁を破壊するのに適している。
思念世界の元首ドネルドが、百識学院の他の生徒から魔力をかき集めてようやく発動できるほど消費魔力が大きいが、アノスはたった1人でドネルドの鉄槌よりも2倍大きい鉄槌を生み出すことに成功した。
思念平行憑依(リクスネス)
分けた意識を人形に分散させて操る思念属性上級魔法。
思念魔法は、普段は使わない意識の底の領域を使用するため、耳に聞こえる言葉や目に見える化粧に比べて何度は高めである。
この魔法を行使できることが、思念世界において一流の魔法使いと認められる証となっている。
アノスもドネルドも100体同時並行思考に成功している。
総魔完全治癒(エイ・シェアル)
対象を完全に治癒する魔法。
治癒(エント)
対象を治癒する魔法。
抗魔治癒(エンシェル)
対象を治癒する魔法。
「治癒」との違いは不明だが、おそらく上位魔法だと考えられる。
治癒緑光(セネテル)
精霊を治癒する魔法。
治癒蛍セネテロが使用することができる。
解毒(イース)
体内に回った毒を抜く魔法。
アルコールも抜くことが可能。
老衰病治癒(ワズワース)
魔力が変質した老虫により引き起こされる老衰病を治療する魔法。
活性増幅(ガガリア)
体の再生力を強め、増幅させる魔法。
アノスはこの魔法で再生の番神ヌテラ・ド・ヒアナの再生力を過剰活性させて、逆に体を蝕ませることで倒した。
根源再生(アグロネムト)
敵の攻撃と術者の根源を起源とし、その攻撃を食らわなかった状態に根源を戻す起源魔法。
通常、根源が消えれば魔法は行使できないため、相手の攻撃を食らう直前、「時間操作」で未来に「根源再生」の魔法を送っておくことで、効果が発動する。
蘇生(インガル)
対象を蘇生させる魔法。
死亡してから3秒以内であれば、リスクなしで生き返らせることができる。
反蘇生(ル・インガル)
相手との魔力差に関わらず「蘇生」を妨害する効果を持つ魔法。
聖域蘇生(テオ・インガル)
魔法の対象領域ににいる死者を生き返らせる魔法。
「腐死鬼兵隊」の効果も解除することができる。
犠牲蘇生(イグドゥル)
他者の死を引き受け、自らが死ぬ代わりに相手を蘇生する魔法。
敵の攻撃により呪いを発動するカイヒラムとの相性が良い。
腐死(イグルム)
死人を腐死者(ゾンビ)として蘇らせる魔法。
対象者は絶大な魔力を得るが、その代償として、殺されたときに抱いた憎悪に身を焦がし、癒えぬ傷の痛みに苛まれることになる。
腐死鬼兵隊(ゴア・グルム)
死者を腐死者よりもより強力な腐死鬼兵(グール)として蘇らせる魔法。
対象の能力が上がり、術者の命令に忠実に動くようになるが、根源が腐り果ててしまう。
ギリシリスの副官であるザブロが「腐死」を改良(改悪?)して開発した。
暗黒領域(イグレアナ)
黒い光により円形の結界を作り出し、自身の魔力を底上げする魔法。
ザブロが使用した。
吸魔暗黒領域(ジノ・グレアナス)
闇の領域内にいる敵の魔力を吸収する魔法。
ザブロが使用した。
仮死(インドル)
対象が死ぬほどのダメージを負っても、仮の死で済ませることができるようになる魔法。
四界牆壁(ベノ・イエヴン)
黒いオーロラのような魔法障壁を展開する魔法。
アノスは創造神ミリティア、大精霊レノ、勇者カノンと力を合わせ、自身の命と引き換えにこの魔法で世界を4つに分断した。
封域結界聖(ロ・メイシス)
「思念通信」や「転移」を封じる結界を生み出す魔法。
2千年前の勇者が得意としていた魔法で、結界内では魔眼すら通らない。
遡航障壁(ガゼルタ)
触れた魔法の時間を、生じる前の状態まで巻き戻す障壁を張る魔法。
対魔法においてはほぼ無敵の盾と化す。
時の番神エウゴ・ラ・ラヴィアズの力を得たアイヴィスが使用した。
風壁流道(シェリア)
魔力を伴った風の壁を作り、飛んできた魔法や物体を逸らす魔法。
次元牢獄(アゼイシス)
対象の空間を別次元に飛ばして隔離する空間魔法。
七魔皇老のメルへイスが使用する。
獄炎鎖縛魔法陣(ゾーラ・エ・ディプト)
敵の動きと魔力を封じると同時に、とどめを刺すための魔法術式を組み上げる起源魔法。
羈束首輪夢現(ネドネリアズ)
禍々しい呪いの黒糸を対象の首に巻き付ける魔法。
この魔法がかけられた対象はこれまでの一生を繰り返す夢を、1秒間に何百回も見続けることになり、精神が消耗する。
これまでの人生をやり直す決意をし、行動を改めることでその間の発動を止めることができる。
永劫死殺闇棺(ベヘリウス)
入った者が永劫に死に続ける闇の棺を生み出す魔法。
棺に入った対象の魔力を糧に死をもたらすため、対象の魔力が尽きない限りは何度も死に続けることになる。
延々と死に続ける苦しみから解放されるためには、術者が蓋を開けることが必要。
アノスとヴェイドが使用し、アナヘムが何度も犠牲になった魔法である。
由縁縛鎖(ギチェルジェ)
透明な鎖で相手を縛り上げる魔法。
次元門番(バロイカ)
アノスが冥王イージェスの血界門を真似て作り出した魔法。
次元を歪ませ、対象を次元の彼方に飛ばそうとする。
四属結界封(デ・イジェリア)
水、火、土、風の4つの属性による魔法陣によって結界を生み出し、その結界の中にいる魔族の力は弱め、人間の力を高める魔法。
聖呪魔法の効果も持ち、聖なる呪いによって魔族に対しては不利になる現象を引き起こすことができる。
結界内では、人間は傷を負っても瞬時に再生することができる。
四属結界鎖(デ・イジェード)
地、水、火、風の属性を持った鎖により、対象の魔族の動きを封じる魔法。
四属結界檻(デ・イジェンクス)
隆起した大地の檻の中に、対象の魔族を封じ込める魔法。
四属結界封滅陣(デ・イジェリメント)
四属結界封と同様の効果をより高めた魔法。
並みの魔族ならば戦わずして無効化されるほど効果が高い。
ジェルガカノンの生徒たちが骸傀儡と化したデビドラたちと戦う際に使用したが、突如現れたニギットにはこの魔法の影響下でも全く歯が立たなかった。
魔族断罪(ジェルガ)
自身を魔族に特効のある魔法体へと変化させる魔法。
2千年前のガイラディーテ魔王討伐軍の総帥ジェルガの思念体が使用し、魔族を滅ぼそうとした。
破壊神降臨(アベルニユー)
<破滅の太陽>サージエルドナーヴェを召喚するサーシャの専用魔法。
創造神顕現(ミリティア)
<創造の月>アーティエルトノアを召喚するミーシャの専用魔法。
竜闘纏鱗(ガッデズ)
竜の力を不定形の武装のごとく体に纏わせて、自身を強化する竜騎士の魔法。
聖覇護道(ヘミオス)
ハイフォリアの五聖爵である叡爵ガルンゼストが、コーストリア戦で使用した魔法。
術者の周囲に無数の光の魔法線を張り巡らせ、その線をなぞるように守護剣を走らせることができる。
守りに特化した魔法であるため、攻撃に使用することは不可。
聖覇武道(テウス)
ハイフォリアの狩猟貴族である男爵レオウルフが、サーシャたちを相手に使用した魔法。
足下から魔法の線を延ばしいくつもの道を構築する魔法だが、詳しい効果は不明。
聖覇魔道(リメンツ)
ハイフォリアの五聖爵である侯爵レッグハイムが使用する魔法。
門の形をした魔法陣を描き、相手の弱点とする魔法を発動することができる。
聖葉矢弾狩猟場(アジス・フレイヤ)
光の木の葉で周囲を覆いつくし、狩猟貴族のテリトリーを作り上げる魔法。
このテリトリーの中では、祝福の秩序がより大きく働く。
聖狩場(ラーゼ)
輝く空気の粒で周囲を埋め尽くし、敵の視界や魔眼を眩ませるハイフォリアの深層魔法。
ハイフォリアの狩猟貴族が、幻獣を狩る際に使用する。
聖域白煙結界(テオボロス・イジェリア)
かつて運命の歯車であった魔王列車ベルテクスフェンブレムの秩序結界に、「根源降誕母胎」の魔力を加え、滅びの魔法さえも遮断する防壁を作りだす魔法。
魔固聖煙不動歯車城(テオボロス・ディアルタ)
「聖域白煙結界」に王虎メイティレンが有する築城の権能を加え、対象をより強固にする魔法。
この魔法で魔王列車を強化するものの、実体化したボボンガの右腕には敵わず、簡単に破壊されてしまった。
聖域羽根結界光(エンネ・イジェリア)
「根源降誕母胎」によっ魔力を増幅させ、舞い散る無数の羽根にて結界を作り出す魔法。
コーストリアの「災淵黒獄反撥魔弾」を防ぐほどの性能を誇る。
深聖域羽根結界光(エンネ・イジェリア)
「深印」によって「聖域羽根結界光」を深化させた魔法。
ボボンガの獅子黒爪アンゲルヴの直撃を防ぐほどの性能を誇り、ベラミーを驚愕させた。
堅塞固塁不動城(バランディアルタ)
世界が滅びても決して落ちることのない不動の城を創造する、築城属性の最上級魔法。
シンとの戦いの中で、業炎剣の秘奥を解除するためにザイモンが使用したものの、落城剣の秘奥により相打ちで破壊されてしまった。
堅牢結界城壁(バディレイヒア)
城壁型の魔法障壁を構築する築城属性の深層魔法。
エクエス同等の頑丈さを誇る。
反魔創造建築(ジェ・アイゼオ)
創造魔法と反魔法を融合魔法によって組み合わせた魔法。
この魔法によりミーシャとサーシャは頑丈な氷の盾を創造したが、冥王イージェスの配下であるリンカの渾身の一撃で破壊された。
攻囲秩序法陣(アルネスト)
その場で多数を占める勢力がより強力になる魔法。
軍神ペルペドロが使用した。
一点攻城秩序陣(リツェルネスト)
術者に周囲の味方の力をすべて集めて攻撃に特化させることで、城や砦を粉砕する陣形魔法。
軍神ペルぺドロが使用し、強固な魔法障壁に守られたミッドヘイズの門を突破したが、防御がおろそかになっていたため、ジオルダル教団の唱炎によって燃やし尽くされてしまった。
四方秩序退陣(ネウィアラダ)
撤退時の速度を極限まで高める陣形魔法。
竜縛結界封(デ・ジェリアス)
竜を縛る音を発する魔法の糸が、竜の体に纏わり付き拘束する魔法。
竜が暴れれば暴れるほど大きな音を発してより強く拘束し、竜の体内で使用すると内臓を縛るため、より効果が高くなる。
1人では発動できず、「聖域」によって魔力を集めることで発動することができる。
魔支配隷属服従(エンペルム・ディデイヤ)
根源を含めたあらゆる魔力や魔法を隷属させ、自身の思うがままに操る魔法。
緋碑王ギリシリスがエールドメードに使用したが、「熾死王遊戯答推理」の勝負に負けたことで反射され、逆にエールドメードに隷属されてしまった。
熾死王遊戯答推理(エルドメドラン)
術者の質問に対する相手の答えを術者が予想し、当たっていたら相手の攻撃が反転し相手に襲い掛かるが、外れた場合は術者が死亡するという魔法。
熾死王エールドメードが天父神の権能を借りることで使用することができる。
熾死王遊戯一化八果(エルドメドルン)
対象を様々な種類の果実に化かす魔法。
エールドメードはイージェスの血界門を果実に変えて、カイヒラムの呪泥に投げ込むことで、呪泥を転移させ、ディルフレッドに当てようとした。
不揃意分身(バーラー・バラ)
術者の分身を作り出す魔法。
術者と分身を見分けることは困難だが、使用するたびに根源が細分化されてしまうため、1体あたりの魔力は弱まってしまう。
秩序簒奪(ジ・シェンズ)
対象の持つ神の力を奪う魔法。
エールドメードが開発途中だった術式をアノスが完成させ、天父神ノウスガリアの力を簒奪した。
因縁契機魔力強奪(ガガ・ギョニヨル)
相手の了解のもと、その魔力を奪い取る魔法。
アノスがアベルニユーに口づけすることによって、彼女の魔力を奪い、破壊の秩序を弱めた。
輝光加速(ジオロイア)
輝光神ジオッセリアの秩序を操り、光速で移動することができるようになる秩序魔法。
輝光閃弾(ジオッセロム)
輝光神ジオッセリアの秩序を操り、光弾を発射することができるようになる秩序魔法
覇炎封喰(ヌイジニアス)
神の力を封じる結界を展開する魔法。
自傷呪縛(デグデド)
魔力で受けた傷を媒介にその魔力の持ち主を呪い、すべての魔法を自らに引き寄せる呪詛魔法。
聖八炎結界(ザガード)
「大覇聖炎」により結界を作り出す魔法。
聖炎鎧(デストア)
全身に炎の鎧を纏う魔法。
一見すると防御魔法のように見えるが、そのまま相手を組み敷くことで、魔を封じる結界を作り出す。
捕まえられた魔族は、その力の大半を封じられてしまう。
聖熾炎結界(バーディスド)
聖水で作られた水の玉が、聖炎熾剣ガリュフォードの聖炎を纏うことで結界を作り出す魔法。
結界内の魔族の力を封じる効果を持つ。
毒呪汚染(ディエヌ)
魔力に毒を潜ませ、それを取り込んだ相手の根源と体を蝕み、体内の魔力器官をボロボロにする魔法。
聖海守護結界(ベーストレート)
聖海護剣ベイラメンテの力で、対象を結界で覆う魔法。
聖海守護障壁(レガ・インドレア)
聖海護剣ベイラメンテの力で、対象を魔法障壁で覆う魔法。
聖海守護呪壁(リアード・アンゼムラ)
聖海護剣ベイラメンテの力で、対象を魔を阻む聖なる呪いで守る魔法。
聖刻十八星(レイアカネッツ)
聖水の砲弾で標的を囲み、広範囲に結界を構築する長距離結界魔法。
結界の内側にいる者の魔力を減衰させ、封じ込めることができる。
布縛結界封(ジェ・ネロウ)
聖なる布で相手を縛り拘束する魔法。
根源応援魔法球(エオルネス)
根源の力を高める赤、青、緑の魔法球を生み出す魔法。
緑は180秒、青は120秒、赤は60秒効果が持続し、緑、青、赤の順に力を引き出すが、効果が切れると10秒間魔力が半減する。
複製土人(ダガン)
土から人の体を複製し、操ることができる魔法。
枷結界封絶(デ・グレバイド)
白い光により手枷や足枷を作り出し、対象を拘束するとともに魔力を封じる魔法。
拘束魔鎖(ギジェル)
対象を鎖で拘束する魔法。
聖覇狩道(モーテス)
捕縛に特化した子爵フレアドールの魔法。
隠者エルミデの振るった輝神剣ヴァゼスタの一撃であっても傷一つ付けることができないほど頑強。
複製魔法鏡(レガロイミティン)
鏡の中に写った物体を実体化するゼシアの魔法。
ゼシアが使用し、主に聖剣エンハーレを無数に増やすために使われる。
天門(アムス)
天門神カテナアミラを憑依させることで発動できるカシムの魔法。
門を作り出し、そこから斬撃や魔法を放つことができる。
また、門を通った魔法の威力を増幅させる効果もある。
暗黒異界魔行路(デドラードネド)
ねじ曲がった異界空間を作り出し、中に入ったものを別の場所から出すボミラスの魔法。
自分に対する相手の攻撃を、相手自身に向けることができる。
内部はほぼ無限大だが、出入り口はそれほど大きくならないという欠点がある。
魔火陽炎地獄(ボルグ・ヴェグム)
魔導王ボミラスの使用する結界魔法。
結界内では炎体を持つボミラスは強化され、アノスの魔眼ですら欺けるレベルの分身を生み出すことができる。
融合神(ガラギナ)
自らの体を器として、再生の番神・空の番神・守護の番神・死の番神の四神を注ぎ込み、水のように混ぜ合わせるナーヤの魔法。
顕現し憑依する神を「融合神」とエールドメードは名付けた。
黒鞘(ジルマ)
霊神人剣を黒い鞘で覆い、力を失わせる魔法。
根源威滅強体(ガヴデア)
自身の根源を削り、力に変える魔法。
血霧雨(ゴッゾォーテ)
血の霧雨を発生させ、辺りに降り注がせる魔法。
姿を消している相手に付着させることで、居場所を特定できるようになる。
魔夜子守歌(ネイエン)
対象を眠らせる魔法。
特殊な魔法であるため、夢の中に入らなければ起こすことができない。
騒音歌唱通信妨害(ベルネッツェオ)
「思念通信」を妨害する効果を持つ魔法。
この魔法が発動している場合、半径数キロ範囲において声が届かなくなる。
反次元陣地(リエイン)
魔弾を打ち出し、着弾した地点とその周囲に次元魔法を妨害するエリアを展開する魔法。
魔弾防壁(ゴルロム)
魔弾にのみ強固な力を発揮する反魔法。
コーストリアの「災淵黒獄反撥魔弾」を防ぐほどの強度を誇るが、剣や槍は素通りしてしまう。
消火結界(デゼンド)
炎を鎮火する結界を張る魔法
コメント
反蘇生(ル・インガル)ってないんですか?
ありがとうございます。
追記しました。
こんな限定的な魔法あったんですね・・・
多分〈血霧雨〉(ゴッゾォーテ)が無いかな?別のとこに有ったらごめんなさい
ご指摘ありがとうございます。
魔法かどうか怪しかったので保留にしておいたのですが、秘奥でもなさそうなので、魔法として掲載することにしました。
竜闘纏鱗(ガッデズ)が違う説明で2つあると思うのですが…
67と84です。
間違っていたらごめんなさい。
ありがとうございます。
2番目の方を消しておきました。
黒鉛蜂巣魔壁(カニアム・トルテ)がぬけてます。魔導王戦でエミリア達が使った魔法です。
新章で魔法が増えたので、そろそろ追加した方が良いかと