【アニメ版】「魔王学院の不適合者」第4話の感想【ネタバレ注意】

ラノベ・アニメ

アニメ版「魔王学院の不適合者」第4話の感想を述べていきます。

原作の内容も盛り込んでいるので、軽微なネタバレがあります。

ネタバレが嫌だという方は閲覧を控えてください。

今回はかなり分かりづらい回だったので、整理しながら解説していきたいと思います。

それにしても今回は名言オンパレードでしたね。

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プロローグ

アイヴィス・ネクロンの魔法「分離融合転生(ディノ・ジクセス)」によって、サーシャが2人に分かれたことにより生まれた存在が自身であると告げるミーシャ。
前回の最後に「ミーシャ・ネクロンは元々この世界には存在しない」とはこのことだったんですね。

ちなみにアノスが言っていた一人を二人に分ける魔法とは、「分魂分体(ディエルガ)」のことです。
この魔法によって分けられた両者は次第に一つに戻っていきます。
ただし、戻ったところで魔力は分割される前の個体と同程度になるので、あまり意味はなさそうな魔法です。

「分魂分体」に融合魔法を組み込んだ魔法が「分離融合転生」です。
融合魔法はネクロン家の秘術で、2つの魔法を融合することで、両者の魔法の強さを十数倍にまで高める効果を持ちます。
「分離融合転生」によって一旦サーシャを2分割し、その後融合することで元々の魔力よりも遥かに強い魔力をもったサーシャを生み出すことができます。
アイヴィスはこの「強化されたサーシャ」を生み出すことで、始祖の転生する器を生み出そうとしました。

イメージとしては、
元のサーシャ(魔力10)⇒分離サーシャ(魔力5)+ミーシャ(魔力5)⇒強化サーシャ(魔力100)
といった感じでしょうか。

ちなみにこのときアイヴィスは、サーシャとミーシャのどちらがオリジナルなのかを魔力の波長で判別するように設定しているため、サーシャではなくミーシャが消えるようになっていました。

オープニング

オープニング歌ってる人がアノスになってます。
もうずっとこっちでいいよw
レイverのも聞いてみたいけど・・・

サーシャの覚悟

周囲からいないものと見なされ、15歳までしか生きられないミーシャ。
アノスと友達になれたことは、自分の人生にとって奇跡だったと告げます。
そんなミーシャを見て抱きしめるアノス。

アノスは弱っている相手に対してはかなり優しいです。

「俺には知らぬことが2つある。後悔と不可能だ。」
そう言ってミーシャの願いを叶えると告げるアノス。

「魔力時計」を発動し、時間が分かるようにするサーシャ。
12時になったら、ミーシャが消えてしまいます。
ちなみに原作ではアノスが発動しています。

サーシャが描き出しのは「根源同調(ゼクシズ)」と「主格交代(デルト)」の魔法陣。

「根源同調」は、魔力の波長を改竄する魔法です。
サーシャはこの魔法で自身の魔力の波長をミーシャのものとまったく同じにすることで、どちらがオリジナルなのかを「分離融合転生」で判定できないようにしようとしました。

この魔法は「獄炎殲滅砲」級に発動難易度が高いため、勝負のお題に設定することで、アノスに発動してもらおうとしました。
ちなみに、アノスが魔法を行使しようとせずに負けた場合は、「契約」によって「根源同調」を強制的に行使させる予定でした。
どちらに転んでもサーシャの思い通りになるということです。

サーシャは、運命を変えるために子どもの頃からずっとこれらの研究をしてきました。

「主格交代」はコピーの人格をオリジナルの人格として書き換える魔法です。
成功するためには、相手が自分を自分であることを自覚することが必要ですが、そのためにはオリジナルの人格を拒絶することが必要です。
サーシャがミーシャに冷たく当たっていたのは、ミーシャがサーシャのことを嫌いになって彼女に拒絶してもらうためでした。

しかし、ミーシャはサーシャを拒絶することができませんでした。
互いに互いのことを好きだったのです。

アイヴィス乱入

時間を操る魔法「時間操作」によってサーシャたちを助ける方法を解説するアノス。
分かりやすく言うとこんな感じ

  1. サーシャは生まれたときは1人だった
  2. 15年前、アイヴィスによって1人分のサーシャは、①分離サーシャ(0.5人分)と②ミーシャ(0.5人分)に分けられた
  3. 「時間操作」で現在の③分離サーシャ(0.5人分)と④ミーシャ(0.5人分)を15年前に送る
  4. 15年前に①と③、②と④を融合させ、最初から完全な1人分としてサーシャとミーシャが生まれたことにする

ただし、これらを実行するには「時間操作」の魔法をサーシャたち自身が行使する必要があり、そのためにはサーシャたちがアノスのことを始祖だと信じる必要があります。
必要な魔力はアノスが「魔王軍」でサーシャたちに供給しています。

黒幕のアイヴィスがここで登場。
自らの計画を邪魔するアノスを殺すため、魔剣ガドルでアノスの心臓を潰します。
ちなみにこの魔剣で付けた傷は回復することができません。

至近距離で「獄炎殲滅砲」を放ちアイヴィスをぶっ飛ばすアノス。

「心臓を潰したぐらいで俺が死ぬとでも思ったか」

意味不明なパワーワードをつぶやきながら、アノスは自身に刺さっていたガドルを投げ返し、アイヴィスを串刺しにします。

ちなみにアノスは首を切断されても死なないどころか、首と胴体の2体体制で襲いかかってくるため、さらに厄介になります。

時の番神エウゴ・ラ・ラヴィアズ登場

いよいよ起源魔法「時間操作」が発動しました。
これですべてうまくいくはず・・・だと思わないですね・・・

過去を改変しようとしたことにより、時間の秩序を守る時の番神エウゴ・ラ・ラヴィアズが登場しました。
基本的に神族は定められた秩序が乱れるのを嫌うため、それを是正するために働きます。

ちなみに番神は神々の中では中位クラスで、それほど強い神ではありません。
後でアノスの配下で、いくらでも時の番神を生み出せるキャラが出てきますし(原作での話)。

時の番神はアイヴィスと融合し、アノスに襲い掛かります。
アノスの放った「獄炎殲滅砲」も時止めで無効化します。

アイヴィスの反撃開始。
アノスの張った反魔法が徐々に削られていきます。
アノスが本気出したら「四界牆壁」を展開するはずなので、完全に手抜きですが・・・

またまた串刺しにされるアノス。
アイヴィスさん、さっき同じことやって全然効かなかったの忘れてないですか?・・・

アノス「殺したくらいで、俺が死ぬとでも思ったか?」
サーシャ&ミーシャ「ああっ!(嬉しそうな顔)」

「ああっ!」じゃねーよw
明らかに言ってることおかしいだろwww

ちなみに魔法行使は根源が残っていれば可能です。
もっと言うと根源が滅びたとしても「根源再生(アグロネムト)」という魔法を使えば蘇生することができます。

ダサい詠唱で時を止めるアイヴィス。
原作にはなかったシーンです。

「時間を止めたくらいで、俺の歩みを止められるとでも思ったか?」

もうお腹いっぱいです・・・

規格外すぎるアノスのせいで、時の番神さんが半ばヤケクソになっています。

アノス「魔王とは何だ? 力か? 称号か? 権力か?」
アイヴィス「その全てだ!」
アノス「いいや、どれでもない。俺が俺であるということだ」

一章で一番好きな掛け合い。
アノス様カッコよすぎる・・・

アノスを始祖だと信じることに決めた二人。
これで「時間操作」の発動条件を満たしました。

理滅剣ヴェヌズドノア登場

「時間操作」の発動に成功。
アイヴィスの2,000年をかけた計画が完全に崩れ去りました。
ここでEDが流れるのが盛り上がります。

あらゆる理を滅する魔剣「理滅剣ヴェヌズドノア」を召喚。
その力で時の番神の展開した時止め空間を消し飛ばします。

理滅剣はあらゆる理を滅するため、例え躱したり防御したとしても当たったことになります。
基本的に逃げられません。

ちなみにこの時点の理滅剣は、魔王城デルゾゲードが近くにないと使用することはできません。
ただし、アノスは自身の近くにデルゾゲードを召喚する魔法を持っているので、基本的にどこでも使えますw

また顔を串刺しにされるアイヴィス。
理滅剣の効果で時を遡ることもできないので、今度こそ傷は回復できません。

遠距離から細切れにされるアイヴィス。
「届かない=当たらない」という理を滅しているので、この位置からでもヒットします。

時の番神「摂理の枠に収まらぬ不適合者・・・」

ここでいう不適合者というのは、世界の秩序に背く存在のことです。
決してアノスの校章が十字であることを馬鹿にしているわけではありません。
もしそうだったら単なる負け惜しみになってしまいます。

そして、飛び散るアイヴィスの肉体から2つの根源らしきものが・・・
これは完全に伏線ですので覚えておきましょう。

時の番神とアイヴィスを操っていた者の根源が消滅したため、「蘇生」で生き返らせたアイヴィスは本来のアイヴィスです。
彼はアノスが始祖であることを知っており、自身が何者かに操られていたことを告げます。
そしてアノスは彼に他の七魔皇老について調査するように命じます。

アノスは誕生日のプレゼントを欲しがっていたミーシャに「蓮葉氷の指輪」をプレゼントします。
それは構わないのですが、問題は渡し方。
なんとサイズ感が良いというだけの理由で、ミーシャの薬指にはめてしまいました。

これには隣で見ていたサーシャも仰天です。

最後はいつも通り、アノスの家に行くことに決まったところで終了です。

まとめ

これにて第1章が終了しました。

それにしても4話はアノスの名言オンパレードで、私も大満足です。

特に「魔王とはなんだ?」からの掛け合いは原作でもかなり好きなシーンだったので、ボイス付きで聞けるとは幸せです。

次回からはいよいよ第2章に入ります。

本作で一番好きなミサが登場するので、非常に待ち遠しいです!

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