皆さん、市役所の部署といったらどのようなところを想像しますか?
おそらく多くの方が思い浮かべるのは、住民票を取りに行ったりする市民課なのではないでしょうか?
しかし、市役所には、市民課以外にも多くの部署が存在しています。
今回はそんな市役所の部署の業務内容を簡単に紹介するとともに、部署同士を格付けして比較していきたいと思います。
(注)格付けはあくまで筆者の完全なる主観ですので、絶対的なものではありません。
Sランク
企画課
部署ランク:
コネ構築度:
業務難易度:
激務ランク:
市民接触度:
市の戦略ともいえる政策的事業を決定する企画課は、市長の参謀とも言える存在です。
市長をはじめ、部課長級職員や地域の有力者とも関わることが多く、極めて強力なコネクションを築くことができます。
ただし、その分ルーチンワークは少なく、常に世の中の変化をとらえて施策を打ち出す頭の良さが必要です。
基本的に最上級クラスの人材が配属されますが、「なぜあんな人が?」という人が配属されることもあったりします。
財政課(財務課)
部署ランク:
コネ構築度:
業務難易度:
激務ランク:
市民接触度:
財政課は市の予算を司っています。
市のほとんどの事業は予算を必要とするので、財政課は市のほとんどの事業を司っていると言っても過言ではありません。
例えば、高齢者福祉にお金を使いたいと思っても、財政課のトップが子育てにお金をかけるという思想の人間であれば、簡単に却下されてしまうでしょう。
そういった事例を数えきれないほど見てきました。
中には、財政課長が事業案を見た瞬間に担当者を呼び出して、「これ絶対通さないからな!」と言って、練りに練った事業案を数分で却下されることもあります。
財政課の業務内容は非常に難解で、担当部署の業務内容とコストをすべて把握しなければなりません。他部署の人間では全く訳の分からない財政用語も飛び交っています。
基本的に頭の良い人しか配属されませんが、コミュニケーション能力に難がある人もいたりします。ただし、頭は本当によく、企画課の職員も一目置くほどです。
Aランク
法制課(法務課)
部署ランク:
コネ構築度:
業務難易度:
激務ランク:
市民接触度:
法制課は、条例・規則の策定補助、行政不服審査、行政訴訟などを担当しています。
詳しい業務内容はよく分かりませんが、各部署が作成した条令案などを添削し、公表できるように体裁や文言を整えたり、不備のある箇所をチェックして修正したりします。
法律に関する専門的な業務をこなすため、相当頭がよくないと全く務まりません。
おそらく頭の良さだけでいえば、財政課よりも上で役所内でダントツナンバーワンです。
ただし、政策に直接関わることは少なく、独立した事業をもたないため、あまり目立たない存在とも言えます。
難関大学の法学部卒などでない限り、配属されることはまずないでしょう。
秘書課
部署ランク:
コネ構築度:
業務難易度:
激務ランク:
市民接触度:
秘書課は市長のお守りサポートをする部署です。
市長のスケジュール管理や、市長室に飾ってある花への水やり、市長や来客へのお茶出し、市長からのまたは市長への伝令役、「市長に合わせろ!」と怒鳴り散らす市民のストッパー役など、さまざまな雑用業務をこなします。
部課長や外部のお偉いさん、地元の権力者、市議会議員、プロ市民など、市長に関係のある人とすべて知り合うことができます。
ただし、市民表彰以外に独立した事業を持たないため、何も起きなければ結構暇な部署です。
市長が常識人であれば精神的な疲労もほとんどありませんが、破天荒な市長だと指示がコロコロ変わったりして精神的に疲弊します。
素直で癖のない、いわゆる“ハズレ”ではない人が配属されます。
逆に言うと癖が強い人はどんなに優秀でも絶対に配属されません。
また、有能な人を遊ばせてしまう可能性が高いため、最上級の人材は配属されない傾向にあります。
広報課
部署ランク:
コネ構築度:
業務難易度:
激務ランク:
市民接触度:
広報課は秘書課とともに「秘書広報課」などと一括りにしている自治体もあり、秘書課の仲間のような存在です。
市の情報は基本的にすべて広報課に集まるため、市政について最もよく知っている部署ということになります。
主な業務は、広報紙の発行やホームページ、SNSの管理、マスコミ対応など、市の顔となる役割も持っています。
最大の仕事は広報紙の発行です。
広報課の業務の大半は広報紙の発行が占めています。
各部署から記事の原稿を提出してもらい、対読者用に加工・アレンジして、紙面に収まるように掲載していきます。
デザインセンスなどが求められるため、市役所の中でもかなり得異な能力が必要です。
「わくわくする楽しいことが大好き!」という人材が多そうですが、実際は全くそんなことはなく、真面目な人が多いです。
頭脳の良さはそこまで求められていませんが、ウェブ知識はある程度必要です。
緊急時には迅速かつ同時並行的な対応が求められることが多いため、ワーキングメモリーの低い人には地獄のような部署でしょう。
職員課
部署ランク:
コネ構築度:
業務難易度:
激務ランク:
市民接触度:
仕事はそこまでハードではなく、激務でもない、しかし何故か格が高いという不思議な部署です。
やはり人事や給料を司るというのはかなり強力です。
一口に職員課と言っても、給料計算や採用、研修など全くことなる複数の業務があります。
直接的な市民対応はないですが、他部署の職員の苦情などを受けることがあり、その逆(褒められること)はほとんどありません。
なので、一般市民から電話が入ったら、それはほぼ間違いなく苦情なので覚悟しなければなりません。
給料計算も、最近では自動計算ソフトが入っているので、手間もかからずミスも発生しにくいです。
こういう人材が職員課に配属されるとかされないというのは特にありません。
あまり仕事ができない人も配属されたりします。
巷で言われているような最上級部署では決してありません。
本当に不思議な部署です。
人権平和課
部署ランク:
コネ構築度:
業務難易度:
激務ランク:
市民接触度:
人権平和課は、市の人権・平和施策の推進や、人権の保護を担っています。
この部署最大の特徴が、業務中は思想自体を左翼寄りに変えなければならないことです。
あらゆる部署の中で個人の価値観や思想を変えなければ仕事ができない部署は、ここを除いて他にありません。
合理性や論理性よりも、非合理でも人権重視の考えが優先されます。
この部署では、地方自治法に明記されている「最少の経費で. 最大の効果を挙げる」という考え方が成り立たないのです。
「経費は度外視で、効果だけを考える」ことが求められます。
この分野はあらゆる団体の価値観と価値観のぶつかり合いが頻発するため、そういった意味でも調整に苦慮します。
突然右翼団体が押しかけてくることもあります。
元々右翼よりの思想だったり、そもそもそういったことを下らない・煩わしいと思ってしまう人には絶対に向かない部署です。
かなり人を選ぶので、他部署でバリバリ活躍できていた人も、配属後すぐにメンタルを病んだり、使えない奴認定されて飛ばされたりすることもかなり多いです。
合理的で頭の良い人とその逆のおバカな人は向かないという、何だかよく分からない部署です。
Bランク
課税課(税務課)
部署ランク:
コネ構築度:
業務難易度:
激務ランク:
市民接触度:
課税課は市民税担当と資産税担当に分かれます。
市民税担当は、住民税などの地方税の算出や賦課を、資産税担当は、資産(家屋など)の評価や固定資産税の賦課などといった業務があります。
簡単に言うと、どちらも税額を計算して課税するといった感じです。
市民の支払う税額を取り扱うため、市民との接触は非常に多いです。
お金の問題といったこともあり、苦情なども多めです。
税額の算定ミスなどしてしまったら、大問題です。
普段はそこまで忙しくないですが、3月~4月は課税課の大繁忙期で、市役所内でもダントツナンバーワンの超激務部署に変貌します。
平日は毎日夜10時まで、土日もどちらか片方は出勤し、夕方5時まで働くといったような感じです。
数字を扱うことが苦手な人にとっては、かなり苦痛な業務だと思いますが、大所帯であるため、あまり優秀でない人が混じっていても業務が回ります。
ただし、超繁忙期に耐えるために体力は重要です。
総務課
部署ランク:
コネ構築度:
業務難易度:
激務ランク:
市民接触度:
総務課は庁舎管理が主な業務です。
また、どの部署にも属さない業務は総務課が所管することになっています。
定例的な事業はあまりもたないですが、庁舎の改修や駐車場の整備など、大規模な工事に携わることがあり、その場合はかなりの大仕事になります。
また、日々庁舎内の機器や設備は不具合を起こすので、そういった事態への対応が必要となります。
力仕事が多めだったり、設備管理のために機械室を調べたりするので、あまり女性には向かない部署かもしれません。
実際に正規職員の女性は少ないです(非正規職員は部署問わずほとんと女性です)。
保育課
部署ランク:
コネ構築度:
業務難易度:
激務ランク:
市民接触度:
保育課は公立保育園や認可保育所の管理を行う部署です。
最近は、どの自治体も子育て支援に力を入れるようになってきており、待機児童数の削減、幼児教育の推進、公立保育園の民営化など市の目玉事業が盛りだくさんです。
どれも難易度がかなり高く、メイン担当は精神的に疲弊します。
特に公立保育園の新設なんかに携わってしまうと、極めて労働強度の高い地獄が待っています。
また、保育園に落ちた保護者からの怒涛のクレームが寄せられることもあり、そういった部分でもかなり疲弊します。
保育園は物理的に面積が決まっており解決しようがないので、耐える以外に方法はありません。
子育て部門ということで、女性の職員が多めです。
ママさんたちがよく窓口に来るため、イケメンの男性職員はファンが付きやすいです。
くたびれたオジサン職員は管理職以外は見たことがありません。
観光課
部署ランク:
コネ構築度:
業務難易度:
激務ランク:
市民接触度:
観光課は、イベントの開催や市のプロモーションを行う部署です。
自らイベントを企画・開催したり、商店会や自治会、観光協会と一緒に大規模なイベントを共催したりなどします。
また、最近では広報課の協力のもと、シティプロモーションを担うことも多いです(広報課がメインで担当する場合もあります)。
楽しく派手な仕事が多いですが、各種団体の意見調整などが必要となるため、意外と心労が多いです(特に利害が絡む場合)。
また、イベントは土日に開催することが多いため、休みが潰れやすいという欠点もあります。
とにかく外部の人とやり取りすることが多いため、外交的な性格の人が向いています。
内向的な人にとってはかなり働きにくい部署です。
議会事務局
部署ランク:
コネ構築度:
業務難易度:
激務ランク:
市民接触度:
議会事務局は、議会の運営における補佐や議員の要求事項の調査、議事録の作成、議会報の作成補助などを行っています。
簡単に言えば、議会運営に関する庶務全般を行う部署です。
議員は癖のある人間が多いため、無茶で急な要求への対応に苦慮することもあります。
偉そうな人も多いです。
議会開催中はそれなりに忙しいですが、そうでない時は結構暇です。
議会が終わらない限り帰れないので、夜遅くまで残る場合もありますが、そこは自治体によってまちまちです。
人の顔と名前を覚えることが苦手な人には向かない部署です。
それ以外の適正は求められません。
配属後はひたすら議員の顔と名前を一致させることに心血を注ぎましょう。
Cランク
収納課(徴収課)
部署ランク:
コネ構築度:
業務難易度:
激務ランク:
市民接触度:
収納課は、税金や保険料の滞納者からお金を徴収する部署です。
また、支払い困難者の相談にも乗ったりします。
滞納者の口座を差し押さえたり、自宅へ行って物品を差し押さえたりと、ものすごく市民から恨まれる仕事をします。
ただし、市役所の中で唯一(本当に唯一)成果が細かな数値として表れる部署なので、そういった意味ではモチベーションが上がりやすいです。
収納課に向いている人は外交的で精神が安定している人です。
対応する市民はその性質上、ほぼすべて訳アリの人ですので、そういった人への対応でも心を病まないメンタルの強さが必要です。
庁内屈指の汚れ仕事ですが、成果を明確にアピールできるという意味では、生活保護課とは異なります。
環境課
部署ランク:
コネ構築度:
業務難易度:
激務ランク:
市民接触度:
環境課は、温室効果ガスの削減対策、公害・環境汚染への対応などを担います。
環境に配慮した取り組み(断熱住宅や省エネ家電)へ補助金を出したり、犬の糞や野良猫に対する苦情の処理などを受け付けます。
環境対策は確かに重要なのですが、頑張っても成果が出にくい(というか出ているか分からない)ため、やりがいが感じられにくいです。
一応、電気料金の変動で温室効果ガス削減の成果を捉えることもできるのですが、電力会社側の排出係数(発電の際に生じるCO2量)の上昇により努力が打ち消されることも多いです。
犬や猫に関するイベントが多いので、犬猫好きには最高の部署です!
それ以外は特に何もありません。
健康課
部署ランク:
コネ構築度:
業務難易度:
激務ランク:
市民接触度:
健康課は、健康診査やがん検診、予防接種などの健康に関する業務を取り扱います。
執務場所は市役所の本庁舎ではなく、出先機関の保健センターであることが多いです。
最近は健康寿命というものが注目されるようになってきており、力を入れる自治体も多くなっているため、年々やることが増えてきています。
10年ほど前であれば、激務ランクは星2相当だったと思います。
事務と専門職で明確に仕事が分かれており、互いに干渉することはほとんどありません。
事務は施設管理や経理、健診(検診)の申込者管理、予算要求の交渉など、完全に事務作業です。
逆に専門職は、健診や相談の対応、子ども向け講座の講師など、対市民の仕事がほとんどです。事務作業はほぼありません。
事務は男性が多め、保健師はほとんどが女性です。
若くてカッコいい男性は専門職の女性陣(ただしオバサンが多め)にかなりチヤホヤされます。
契約課
部署ランク:
コネ構築度:
業務難易度:
激務ランク:
市民接触度:
物品を購入したり、工事をしたり、業務を委託するためには、相手方の業者と契約を締結する必要があります。
契約金額が低かったり、特別な理由があれば担当課で業者を指定して契約を行うことができるのですが、ある程度の規模の契約になってくると、公平性や安全性を期すために、契約課を通して業者を選定しなければなりません。
契約課では、担当部署の作成した契約書や仕様書に穴がないかどうかをチェックし、なければ競争入札にかけて、最も有利な条件で応札してきた業者と契約を締結します。
似たような案件が多いので慣れればそれほど難しくありませんが、前例のない案件や大規模な工事などは仕様の把握が難しいため、慎重に手続きを進めなくてはなりません。
また、年度末は、次年度開始に向けての準備行為を何十件もこなさないといけないため、超多忙になります。
Dランク
保険年金課
部署ランク:
コネ構築度:
業務難易度:
激務ランク:
市民接触度:
保険年金課は、国民健康保険や国民年金に関する加入や脱退、賦課や給付の業務を取り扱います。
国民健康保険の担当は、賦課担当と還付担当に分かれており、賦課担当は加入者からお金を取るため、お金を給付する還付担当に比べるとやや大変です。
国民年金担当は、国に定められたとおりに年金の加入を受け付けたり、年金額の給付をしたりします。
国の決められたとおりに働けばいいのでそこまで難易度は高くないですが、保険料の改定(引き上げ)などを行う場合は、市民からの苦情が飛び交う相当に困難な業務となります。
配属される人の傾向は特にはありません。
優秀な人もそうでない人も、外交的な人もそうでない人も満遍なく配置されます。
保護課
部署ランク:
コネ構築度:
業務難易度:
激務ランク:
市民接触度:
保護課はその名の通り、生活保護業務を行う部署です。
担当者のことをケースワーカーなどと言ったりもします。
市役所の中では最も行きたくない部署として、忌み恐れられています。
その性質上、相手にする市民にまともな人間はおらず、メンヘラやヤクザ上がり、死んでも働きたくない人など、猛者だらけです。
収納課と異なり、頑張れば頑張るほど数字に表れるものでもないため、モチベーションの維持も厳しいです。
実はケースワーカーになるためには色々な条件があったりするので、この条件を遵守する自治体であれば、理系学部出身者は配属される可能性は限りなく低くなります。
ごみ対策課
部署ランク:
コネ構築度:
業務難易度:
激務ランク:
市民接触度:
ごみの収集業務やごみ減量、リサイクル普及推進などを担当しています。
ごみ出しルールの分かりづらさ、タバコのポイ捨てや不法投棄についての苦情も多いため、あまり働きやすい職場とは言えなさそうです。
もし、ごみ出しを有料化しようものならば、非常に多くの苦情が殺到すること間違いなしです。
説明会を開けば罵詈雑言の嵐が飛び交うことでしょう。
経験上、事務に長けた若手と、貫禄のあるベテラン職員が入り混じっていることが多いです。
女性の正規職員は見たことがありません。
選挙管理委員会事務局
部署ランク:
コネ構築度:
業務難易度:
激務ランク: (通常時)
激務ランク: (選挙時)
市民接触度:
選挙管理委員会事務局は、選挙の実施を担当する部署です。
選挙の実施や選挙人名簿の作成、選挙の啓発など選挙に関することは全てこの部署が担っています。
他にも直接請求の審査などもこの部署の管轄です。
選挙時と非選挙時で激務度が全く違うのが特徴です。
非選挙時は何もすることがなく、暇で暇でしょうがないです。
逆に選挙前2週間は超絶激務で、課税課のピークよりもさらに長時間労働を強いられます。
基本的に選挙のある月は、残業時間が200時間に達することもあります。
とにかく選挙時は残業時間が凄まじく、家に帰れない日もあるため、子育て中の職員には絶対に向きません。
体力のない職員も無理でしょう。
会計課
部署ランク:
コネ構築度:
業務難易度:
激務ランク:
市民接触度:
会計課は、経理伝票の記載チェックや公金の出納に関する業務を取り扱っています。
基本的に完全なルーチンワークで、工夫や裁量の余地はあまりありません。
特に、伝票のチェックでは、請求金額や請求書の日付、押印の有無、業務実施確認日と請求日や起票日との整合性、予算科目など、多岐に渡る項目をすべての伝票についてチェックしなければなりません。
対外的な業務はほとんどないため、対人関係で問題があったりする訳アリの職員が配属されやすいです。
ただし、責任感や集中力を要する業務が多いため、無能は人は配属されにくい部署ではあります。
Eランク
市民課
部署ランク:
コネ構築度:
業務難易度:
激務ランク:
市民接触度:
いわゆる多くの方がイメージする市役所の部署と言えばこの市民課です。
業務の種類はトップクラスに多いのですが、簡単に言うと住民票などの各種証明書の発行です。
ここ最近では、マイナンバーも取り扱っています。
完全な定例業務であり、仕事のやり方に裁量はあまりありません。
決められたものを決められたとおりに出すだけです。
仕事が簡単なので、非正規職員が多く勤務しています。
正規職員も、新卒や訳アリ職員だったりと、人材として程度の高い人はほとんど配属されません。
高卒の新規入庁者は、だいたい市民課に配属されます。
夕方5時には窓口を閉めるので、残業はほとんどありません。
マイナンバーの導入時はかなり残業も多かったようですが、今では落ち着いています。
ただし、市民課の業務に関係のない市政への苦情を受けることが多いので、そこだけはややきついと言えるでしょう。
図書館
部署ランク:
コネ構築度:
業務難易度:
激務ランク:
市民接触度:
図書館では本の貸し出しや本に関するイベントを実施しています。
イベントは子ども向けのものが多いです。
非常にまったりした部署で、仕事が全くできなかったり、メンタルを病んだりした訳アリ職員が飛ばされることが多いです。
ただし、独立した1つの建物である以上、施設管理はしっかりと行わなくてはならず、そういった業務に携わる職員は優秀な人が充てられます。
役所の中でも、最も軽んじられている部署の一つです。
本庁舎からここに飛ばされる場合は、昇任する場合を除き、ほぼ左遷でしょう。
給食センター
部署ランク:
コネ構築度:
業務難易度:
激務ランク:
市民接触度:
給食センターは、給食の調理や配膳、給食費の徴収を行っています。
作った給食は、毎日職員が実際に食べてチェックします。
ただし、食べた分の給食費はしっかり給料から引かれるため、そこまで嬉しくありません。
基本的に業務はめちゃくちゃ楽ですが、給食費の徴収だけは難易度が高めです。
そのため、徴収業務はそれなりに優秀な職員が充てられます。
こちらも訳アリ職員が配属されることが多く、図書館と並んで最底辺部署の1つに挙げられます。
最近は民営化が進んでいるため、部署ごと廃止・縮減される可能性も高いです。
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