2023年9月時点での「呪術廻戦」に登場するキャラクターの強さをランキング化してみました。
完全に個人の主観なのと、今後の展開によってはランキングが変動する可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
20位 石流龍いしごおりりゅう
石流龍は400年前の呪術師であり、死滅回游のプレイヤー中最大の呪力出力を誇ります。
仙台コロニーの4強プレイヤーのうちの1人で、トップのドルゥヴに次ぐ点数を所持していました。
最大の武器はリーゼントの先端から呪力を放出する「グラニテブラスト」で、その最大出力は、乙骨憂太とリカちゃんによる「純愛砲」をも凌ぎます。
また、体術にも秀でていて、膨大な呪力を纏った乙骨にさらダメージを与え、その拳の威力は完全顕現したリカちゃんですら持て余すほどです。
戦闘描写だけ見るとドルゥヴより強そうに見えますが、それなら4すくみを崩しているはずなので、単純に所持点数が2番目に多いということで、4強の中ではドルゥヴに次ぐ順位としてみました。
- 仙台コロニーの4強プレイヤーの中で、トップのドルゥヴに次ぐ点数を所持していた。
- 完全顕現のリカちゃんですら持て余すほどの拳撃を放つ。
- 特級呪術師の乙骨憂太に敗北した。
- 両面宿儺に瞬殺された。
19位 ドルゥヴ・ラクダワラ
ドルゥヴ・ラクダワラは、1800年以上前から存在している呪術師で、倭国大乱にて単独で列島制圧を成し遂げた宿老です。現在は2度目の受肉をしています。
自立型の二種の式神を使役し、その式神の軌跡を自らの領域とすることができます。
仙台コロニーの4強プレイヤーのうちの1人で、4人の中では最も多くの点数を所持していましたが、乙骨憂太に殺害されました。
戦闘シーンがカットされているため評価が困難ですが、4強で最も高得点を所持していたことから、4人の中ではトップの順位にしました。
評価材料
- 仙台コロニーの4強プレイヤーの中で最も高得点を所持していた。
- 4強の1人である特級呪霊の黒沐死の行動を制限していた。
- 特級呪術師の乙骨憂太に敗北した。
18位 鹿紫雲一かしもはじめ
鹿紫雲一は、400年前の術師で、死滅回游の東京第2コロニーのプレイヤーの1人です。
死滅回游では最大で200点もの点数を獲得していたことから、かなりの強者であったことがわかります。
呪力が電気のような性質を帯びており、自身が常に帯電している状態となっています。
その戦闘能力は高く、パンダの中でも最強形態のトリケラトプスモードを瞬殺するほどです。
自身と相手にプラスとマイナスの電荷を与えることで、相手を一瞬で引き付けることができるため、自身の攻撃を実質的に必中させることができます。その能力で秤金次に一度は致命傷を与えました。
最終的には秤金次には死闘の末敗北しましたが、何度も彼を瀕死に追いやっており、正直実力差はほとんどないように思えます。しかもこの戦いでは、両面宿儺戦で温存するために彼は術式を使用していなかったことから、もし使用していたらどう勝負が転んでいたかは分かりません。
評価材料
- ゴリラモード、トリケラトプスモードのパンダを余裕で倒した。
- 術式を使わずに秤金次と互角に渡り合った。
17位 秤金次はかりきんじ
秤金次は東京都立呪術高等専門学校の3年生ですが、百鬼夜行の際に保守派と揉めてボコってしまったため、現在停学中です。
呪力がヤスリのようにざらついており、単純な打撃でも大きな痛みを与えることができます。
彼の最大の武器は領域展開「坐殺博徒」で、パチスロで大当たりを引き続けた場合、4分11秒間呪力が無限に溢れ、フルオートで反転術式による回復ができるため、実質的に不死身となるものです。さらに大当たりの度に呪力が全快するため、大当たりが続く限り何度でも領域展開を展開することができます。
鹿紫雲一との戦いでは何度も死にかける壮絶な死闘の末に彼を下したため、彼より1ランク上としました。しかし、鹿紫雲はこの戦いではあえて術式を使用しなかったため、実際の強さは鹿紫雲の方が上の可能性があります。
評価材料
- ノッてる時でも乙骨憂太よりは強くはない(禪院真希曰く)。
- 五条悟曰く「僕に並ぶ術師になる」。
- 鹿紫雲一に死闘の末勝利した。
16位 裏梅うらうめ
裏梅は千年以上前から両面宿儺に仕える呪術師です。
氷の術式「氷凝呪法」を使用し、日下部篤也はそのレベルの高さに驚愕していました。
反転術式も使用することができ、日下部曰く「術式のスケールが段違い」。
広範囲に冷気を吹きかける「霜凪」で1級呪術師の日下部、1級呪術師相当の脹相と虎杖悠仁、ゴリラモードのパンダ、加茂憲紀を一瞬で凍り付けにし、巨大な氷塊を落下させる「直瀑」によって彼らを全滅させようとしましたが、特級呪術師の九十九由基に阻止されました。
1級呪術師程度は歯牙にもかけない実力を持っていますが、脹相の「穿血」を受けた際に食らった毒によって動けなくなったり、五条悟ワンパンされていたところを見ると、特級呪術師にはギリギリ及ばないような気がします。
評価材料
- 1級呪術師相当3人を含む計5人を一瞬で凍り付けにして行動不能にした。
- 脹相の「穿血」による毒で行動不能に陥った。
- 五条悟の腹パン一撃でダウンした。
15位 ミゲル
ミゲルはアフリカ系黒人の呪詛師であり、夏油傑の配下として百鬼夜行を実行しました。
相手の術式を乱す特級呪具「黒縄」を使用して戦います。
戦闘描写がほとんどなく評価が難しいですが、六眼を解放し本気になった五条悟相手に10分以上の足止めに成功したことから、実は準最強クラスの実力を持っているのではないかと予想されます。漏瑚や真人が五条悟を10分も足止めできるとは到底思えませんので、彼らより強い可能性はありますが、攻撃能力が不明なのでこの順位としました。
評価材料
- 五条悟をして「面倒くさそうな奴」「しぶといな」と言わしめた。
- 作者曰く「百鬼夜行のMVP」。
- 裏梅をワンパンでダウンさせた五条悟(六眼解放)を10分以上足止めした。
14位 天使(来栖華くるすはな)
天使は、千年前の術師であり、現在は来栖華に受肉(共生)しています。
術式を無効化する術式を持ち、特級呪物「獄門疆」の封印すら解くことができます。
具体的な戦闘シーンがほぼないので強さの評価が極めて難しいのですが、術式「邪去侮の梯子」で指15本分の両面宿儺が白目を剝くほどの大ダメージを与えていたことから、攻撃面だけであれば最強クラスの実力を持っていると推測されます。対呪霊であればほとんど一撃で勝利できるように感じました。
評価材料
- 指15本分の両面宿儺に大ダメージを与えた。
13位 呪霊直哉じゅれいなおや
呪霊直哉は、禪院真希に殺された(実際の止めは真希の母親)禪院直哉が呪霊化したものです。
凄まじいスピードで移動することができ、その速度はマッハ3にも達します。
彼の使用する領域展開「時胞月宮殿」は、投射呪法の効果を細胞1つ1つにまで対象とするもので、細胞レベルで呪霊直哉と全く同じ動きをしなければ細胞同士がズレて体が崩壊してしまうという「必中必殺」の凶悪技です。
死滅回游では、一度は禪院真希と加茂憲紀を追い詰めますが、剣豪の受肉体である大道鋼と(おそらく)相撲取り(?)の受肉体である三代六十四に乱入され、さらに三代との取組を経て真希も開眼したため形勢を逆転されます。
最終的には領域展開「時胞月宮殿」を展開して、大道と三代に重傷を負わせますが、呪力のない真希を捉えることはできず、釈魂刀のレプリカで両断されて消滅しました。
開眼前(禪院家壊滅時)の真希では敵わなかったことから、準最強クラスの1人であることは間違いないです。
評価材料
- マッハ3で移動することができる。
- 加茂憲紀曰く、「スピードは他に類を見ないが、硬さは花御ほどではない」。
- 必中必殺の領域展開を使用できる。
- 開眼前の禪院真希と加茂憲紀を圧倒した。
- 開眼後の禪院真希、加茂憲紀、大道鋼、三代六十四の4人を相手に敗北した。
12位 真人まひと
真人は、人間の人間に対する恨みや恐れから生まれた特級呪霊です。
彼の生得術式「無為転変」は、触れた相手の魂を変形させ、それに伴って肉体すらも思うがまま変形させることができます。
相手の肉体を生存不可能な形に変形させることで即死させることができるだけでなく、変形させた異形の人間を操ることも可能です。
一見すると触れれば確殺できるかのような能力ですが、相手の魂を削り切らないと発動せず、魂を呪力で覆うことで防ぐことができるため、万能ではありません。
領域展開「自閉円頓裹」は必殺の「無為転変」を必中の術式に昇華させた、いわゆる「必中必殺」の術式で、決まればほぼ勝利確定の超必殺技です。しかし、宿儺の魂に触れて怒りを買ってしまうことから、虎杖相手には使用できないという欠点も存在しています。
また、虎杖戦の中で黒閃を体得し、さらに黒閃を経て自身の本当の剥き出しの魂を理解し、「遍殺即霊体」という、身体能力が大幅に上昇した肉弾戦特化の形態に変化しました。
渋谷事変では、手負いの七海健人や釘崎野薔薇をワンタッチで殺害し、虎杖悠仁と東堂葵の2人を相手に戦いましたが、最終的には虎杖の黒閃を受け戦意を喪失したところを、突如現れた羂索の呪霊操術により吸収されて消滅しました。
必殺の術式を持っている点、黒閃が使えるという点では確かに強いのですが、領域展開を封じられていたとしても虎杖と東堂相手に攻めあぐねていたことから、同じく領域展開なしで1級呪術師2人を瞬殺した漏瑚と比べると、やや弱い可能性が高いです。また、わざわざ肉弾戦形態になったにも関わらず虎杖に撃ち負けていた点もマイナス評価です。ただ、領域展開の強さではチート級なため、相手次第では漏瑚以上のパフォーマンスを期待できます。
評価材料
- 一級呪術師の七海健人と戦ったが圧倒するに至らなかった(領域展開未習得状態)。
- 必中必殺の領域展開を使用できる。
- 究極メカ丸絶対形態を操縦していた与幸吉を殺害した。
- 瀕死の七海健人に止めを刺した。
- 釘崎野薔薇を殺害した。
- 虎杖悠仁と東堂葵の2人を相手に敗北した。
11位 漏瑚じょうご
漏瑚は、人間が大地を恐れる感情から生まれた特級呪霊で、炎やマグマを操る能力を持っています。
その実力は特級呪霊の中でも上位であり、手負いとはいえ、領域展開を使わずに特別1級術師の禪院直毘人、1級術師の七海健人、禪院真希(覚醒前)を一瞬で殺害または戦闘不能にしています。
七海健人1人相手に手こずっていた真人や、領域展開を使っても上記の3人を倒しきれなかった陀艮に比べるとその実力が頭1つ抜けているのがよくわかります。
現に禪院直毘人や七海健人に「陀艮より格段に強い」と言われ、呪いの王である両面宿儺からも「お前は強い」と評価されています。
自身の手からだけでなく、周囲の壁や地面に火口を作りそこから炎を噴射することができます。その威力は凄まじく、1級呪術師程度であれば一撃で戦闘不能に追い込むほどです。また、周囲一帯をビルごと吹き飛ばす極ノ番「隕」や、並みの術師なら入った瞬間焼き切れる領域展開「蓋棺鉄囲山」など、技についても一通り揃っています。
まともに戦ったのが五条悟と両面宿儺という作品のツートップだっただけにあまり活躍する場面はありませんでしたが、特級呪霊の中でも上位である材料がそろっているため、特級呪術師に次ぐ順位としました。
評価材料
- 羂索(偽夏油)曰く、甘く見積もって宿儺の指8~9本分の強さ。
- 五条悟や両面宿儺(15本指分)には手も足も出ず敗北した。
- 禪院直毘人や七海健人曰く、「陀艮より格段に強い」。
- 領域展開を使わずに、特別1級術師の禪院直毘人、1級術師の七海健人、禪院真希(覚醒前)の3人を一瞬で倒した。
10位 禪院真希ぜんいんまき
禪院真希は東京都立呪術高等専門学校の2年生であり、天与呪縛のフィジカルギフテッドです。
呪力をほとんど持ちませんが、すさまじい身体能力を持ち、2級呪霊程度なら余裕で祓えると評価されていましたが、禪院家の妨害のせいで4級術師(覚醒前真希)に甘んじていました。
双子の妹の禪院真依の死をきっかけに覚醒(覚醒後真希)し、実父かつ特別1級術師の禪院扇を瞬殺。
その後、術式を持たない男子から成る「躯倶留隊」を一掃し、準1級術師以上から成る「炳」の3人(うち1人は特別1級術師)と特別1級術師の禪院直哉を倒して禪院家を壊滅させました。
死滅回游では、最初は呪霊直哉に苦戦しますが、三代六十四の簡易領域内での千を超える相撲の取組を経てその能力を開眼(開眼後真希)させ、彼をレプリカの呪具「釈魂刀」で切り裂いて消滅させました。
開眼後の真希は伏黒甚爾に並ぶほどの力を持つようになったことから、準最強クラスのキャラであることは間違いないです。
評価材料
- 伏黒甚爾と同じ天与呪縛のフィジカルギフテッド(呪力がわずかにあるため、身体能力は甚爾よりわずかに劣る)。
- 特別1級術師3名(+α)を立て続けに倒し、禪院家を壊滅させた。
- 加茂憲紀、大道鋼、三大六十四とともに呪霊直哉を討伐した。
- 作中表記によると、「禪院甚爾に並ぶ鬼人」。
9位 夏油傑げとうすぐる(本物)
夏油傑は東京都立呪術高等専門学校の生徒であり、呪霊操術を扱う特級呪術師です。
他人の操る呪霊であっても、2階級以上の差があれば降伏を省いて取り込むことができます。
基本的には呪霊を操って戦う戦闘スタイルですが、体術も五条悟と互角であり、近接戦闘にも優れています。
高専2年時(1級術師)の時には、伏黒甚爾にはほぼ手も足も出ずに倒されており、得意の呪霊操術も「烏合だな」と評価されています。
最終的には特級呪術師になっており、非呪術師の皆殺しを目的とした百鬼夜行を実行します。乙骨憂太と対峙し、手持ちの呪霊を1つに凝縮して放つ極ノ番「うずまき」を発動したり、特級仮想怨霊「化身玉藻前」を呼び出しますが、乙骨憂太とリカちゃんの純愛砲を受けて敗走し、五条悟に見つかって殺害されました。
強者に勝利した場面がなく評価が難しいですが、特級呪術師でありながら特級呪術師になりたての乙骨に敗北したということを考えて、特級呪術師の中では低めの順位です。ただし、羂索曰く、新宿と京都に戦力を分散しなければ勝っていたのは夏油だったとのことだったので、もう少し順位が上の可能性もあります。
評価材料
- 特級呪術師(単独で国家転覆が可能なレベル)である。
- 伏黒甚爾に手も足も出ず敗北した。
- 特級呪術師になりたての乙骨憂太に敗北した。
8位 万よろず
万は千年前の術師で、両面宿儺を一方的に愛している狂人です。
自身の呪力を用いてあらゆる物質を作り出すことができる「構築術式」を使用します。
「構築術式」で作り出した液体金属を自身に覆って昆虫の身体能力とエネルギー効率を再現する「虫の鎧」、そして、液体金属で形成した「完全な球体(真球)」を用いて戦います。
特に凶悪なのが真球で、接触面積がほぼ0となるため、接触した対象に無限の圧力を与えて消滅させることができます。
彼女の使用する領域展開「三重疾苦」は、前述の真球を必中させることができるため、いわゆる「必中必殺」の術式となっています。
両面宿儺と戦った際には「虫の鎧」を纏い、指15本分の両面宿儺と激しい戦いを演じますが、十種影法術を操る宿儺に苦戦し、領域展開「三重疾苦」を発動します。しかし、液体金属に適応した魔虚羅に真球を一撃で破壊され、そのまま魔虚羅にワンパンされて敗北しました。
作中最強格である宿儺相手の戦闘シーンしかなく、しかもその際宿儺は御厨子を使わないという舐めプをしていたため強さが分かりにくですが、必中必殺の領域展開を持ち、漏瑚が指1本触れられなかった宿儺相手にそれなりに立ち回れていたため、準最強格の1人と言ってもよいでしょう。
評価材料
- 手加減した両面宿儺に敗北した。
- 必中必殺の領域展開を使用できる。
7位 伏黒甚爾ふしぐろとうじ(禪院甚爾ぜんいんとうじ)
伏黒甚爾は伏黒恵の父親にして、暗殺業を主に請け負う賞金稼ぎの呪詛師です。
天与呪縛のフィジカルギフテッドであり、呪力が全くない代わりに凄まじい身体能力を持っています。
さらに呪縛の効果により五感が底上げされており、人間の残すわずかな臭跡や足跡はおろか、呪力がゼロにもかかわらず、呪霊ですら感知することができます。
発動中の術式を強制解除する「天逆鉾」や、硬度を無視して対象を切り裂く「釈魂刀」、鎖の持ち手を観測されなければ際限なく伸び続ける「万里ノ鎖」という特級呪具を持っています。
高専2年時の五条悟と夏油傑を倒し、賞金首の天内理子の暗殺にも成功しますが、その後復活した五条悟の虚式「茈」を食らって死亡しました。
特級呪術師である五条悟と1級術師の夏油傑を立て続けに倒していることから、特級呪術師レベルの強さだとは思いますが、最強になる前の五条悟の「茈」で一撃死しているため、この程度の順位としました。
評価材料
- 高専2年時の五条悟と夏油傑を戦闘不能にした。
- 夏油傑の使役する最高硬度の虹龍を難なく切り裂いた。
- 復活後の五条悟に敗北して死亡した。
- 九十九由基曰く「正に超人」。
- 特級呪霊の「陀艮」を圧倒し殺害した(オガミ婆による降霊)。
6位 九十九由基つくもゆき
九十九由基は、国内に4人しかいない特級呪術師の1人です。
自らに仮想の質量を付与する「星の怒り」という術式を持ちます。
また、自身の術式によって呪具化した式神「鳳輪」にも質量を付与することができます。
羂索と戦った際には、彼の召喚した象のような見た目の特級呪霊を鳳輪で瞬殺しました。
羂索の領域展開を簡易領域で凌いでいる間に天元が領域を解体するという作戦で戦いに臨みますが、羂索の極ノ番「うずまき」を腹部に受けて致命傷を負いました。最後は、死に際に自身に無限の質量を付与し「ブラックホール」を発生させて、羂索もろとも巻き込もうとしますが、彼の「反重力機構」によって無効されて敗北しました。
特級呪術師であることと、特級呪霊を瞬殺していること、いざとなればブラックホールで相討ちに持ち込めることから、作中の準最強格であることには間違いないでしょう。
評価材料
- 特級呪術師の1人である。
- 羂索が召喚した特級呪霊を瞬殺した。
- 羂索曰く「面倒だ」。
- 天元、脹相と共に羂索と戦ったが敗北した。
5位 乙骨憂太おっこつゆうた
乙骨憂太は、東京都立呪術高等専門学校の2年生で、国内に4人しかいない特級呪術師の1人です。
作中最強の五条悟をも上回る呪力量と虎杖悠仁に匹敵する身体能力を持つ、作中準最強格の1人です。
圧倒的呪力量に基づく攻防の能力はもちろんですが、一度は心臓を止めた虎杖を反転術式で生き返らせるなど、回復についても極めて高い水準でこなすことができます。
そして、彼の最大の強みは最強クラスの呪霊「リカちゃん」を使役できることです。リカちゃんの元となった折本里香が成仏した後は、5分間という時間成約があるものの、その間は「模倣」の術式の使用、リカちゃんの完全顕現、リカちゃんからの膨大な呪力の供給を行うことができます。リカちゃんと共同で放つ「純愛砲」は、数千体の呪霊を束ねて放った夏油傑の極ノ番「うずまき」にも打ち勝つほどの威力があります。
仙台コロニー内では、最低でも特級呪霊以上の実力を持つ「ドルゥヴ・ラクダワラ」、「石流龍」、「烏鷺亨子」、「黒沐死」の4人を相手に1人で全員倒すという快挙を成し遂げました。石流と戦った際には、彼をして「バカデカい水槽をノックしているよう」と言わしめ、死滅回游プレイヤー中トップの呪力出力から放たれる「グラニテブラスト」を素手で弾いています。
また、百鬼夜行の際には、まだ呪術高専1年生にもかかわらず、特級呪術師となっていた夏油傑をタイマンで倒しています。現在ではリカちゃんの使用に制限があるものの、その時に比べて経験も積んで実力を上げているはずなので、特級呪術師の中でも上位の存在であると考えられます。
九十九由基とどちらが強いかは不明ですが、まだまだ実力の底が見えないことから、とりあえず4位にランキングしました。
評価材料
- 特級呪術師の1人である。
- 1級術師相当の脹相をワンパンで沈めた。
- 禪院真希曰く、ノッてる秤金次より強い。
- 仙台コロニーの4強(最低でも特級呪霊クラス)を1人で全員倒した。
4位 八握剣異戒神将魔虚羅やつかのつるぎいかいしんしょうまこら
魔虚羅は禪院家相伝の術式「十種影法術」で呼び出せる最強の式神です。
式神の中では完全に別格で、歴代の十種影法術師で魔虚羅を調伏できた者は一人もいません。
魔虚羅には特筆すべき能力が2つあり、受けた攻撃への耐性を得る「あらゆる事象への適応」と指15本分の両面宿儺に匹敵する特級呪霊をも一撃で消し飛ばす威力のある「退魔の剣」を備えています。
その強さは尋常ではなく、指15本分の力を得た両面宿儺(漏瑚が指1本触れられないほど強い)と戦った際には、彼が領域展開「伏魔御厨子」を使用するまでは、ほぼ一方的にボコボコにしていました。
結局は「伏魔御厨子」からの「開」により倒されてしまいましたが、そもそも超火力かつ超多段ヒットの「伏魔御厨子」を受け切ったということ自体が凄すぎます。
また、最新話では、両面宿儺の斬撃を習得しており、五条悟の腕を斬り飛ばしています。
「退魔の剣」によりほぼすべての呪霊を瞬殺でき、「伏魔御厨子」に耐えきる耐久力を備える上、一度受けた攻撃には耐性を得て無効化できるという超絶チート性能を持つことから、ラスボス候補の羂索に次ぐ4位にしました。
評価材料
- 指15本分の両面宿儺を相手に通常戦闘でほぼ互角に立ち回った。
- 指15本分の両面宿儺の「伏魔御厨子」を耐えきった。
- 指15本分の両面宿儺に倒された。
- 万の呼び出した「完全な真球」を一撃で破壊した。
- 両面宿儺の斬撃を習得し、五条悟の片腕を斬り飛ばした。
3位 羂索けんじゃく
羂索は千年以上前から存在している呪詛師で、本作の元凶のような存在です。
日本全土の人間を天元と同化させ、術師に進化させることを目的に活動しています。
脳を入れ替えることで他人の肉体を乗っ取ることができ、過去には「史上最悪の呪術師」として悪名高い加茂憲倫、虎杖悠仁の母である虎杖香織、そして現在は五条悟に処刑された夏油傑の肉体を使用しています。
夏油傑の呪霊操術と虎杖香織の術式「反重力機構」を使用することができ、両面宿儺と同様に結界を閉じない領域展開「胎蔵遍野」も使用することができます。
特級呪術師である九十九由基と1級術師相当の脹相と戦った際には、彼女らが天元のサポートを受けてもなお羂索を制することができず、最後は由基の自爆技とも言えるブラックホールの発動に対しても、様々な制約を付けて効果を高めた「反重力機構」の効果で無効化して勝利しました。
特級呪術師と1級術師相当の相手に1人で勝利したほか、まだまだ実力を隠していると思われるので、3位にしてみました。
評価材料
- 特級呪術師の九十九由基と1級術師相当の脹相の2人相手に勝利した。
- 天元曰く、「接触した時点で自身が取り込まれるかもしれないほどの操霊術師」であり「自身に次ぐ結界術の使い手」。
- 過去に2度「六眼」の術師に敗れている。
- 離れ業とも言える「閉じない領域展開」を使用することができる。
2位 両面宿儺りょうめんすくな
両面宿儺は千年以上前に実在した人間で、本来の姿は腕が4本、顔が2つあります。
呪術全盛の平安時代に、呪術師が総力をあげて挑んでも敗れるくらいの力を有しており、「呪いの王」とも呼ばれています。
彼の使用する領域展開「伏魔御厨子」は、領域内にあるものすべてに大して絶え間ない斬撃を与え、灰塵と化す超凶悪技です。呪力持ちはもちろん、呪力の無い者や単なる建造物ですら術式の対象となるため、渋谷事変で使用した際には、自身から半径140m以内を更地にしていました。
また、手から火炎を放つ技「開」は漏瑚と魔虚羅に止めを刺した強力な技ですが、詳細な情報は不明です。
その実力は桁違いであり、特級呪霊の中でもかなり上位に位置する漏瑚に指一本触れさせずに勝利しています。漏瑚は手負いとはいえ1級呪術師2人を瞬殺しており、この作品で準最強クラスに位置する呪霊です。そんな彼を余裕で倒してしまうのですから、間違いなく最強クラスといっても良いでしょう。
ただでさえ最強なのに、それに加えて現在では、最強の式神である魔虚羅をも使役しており、鬼に金棒とはまさにこのことです。
最新話では、指20本分の力(指19本+自身の身仏を吸収)を取り戻した上で、玉犬・渾と鵺を合体させた「嵌合獣・顎吐」、魔虚羅と共に3体1で五条悟と死闘を繰り広げています。
五条悟に並ぶ作中ツートップキャラの1人です。
評価材料
- 指15本分の状態でも、特級呪霊上位の漏瑚を指1本触れさせずに倒した。
- 指15本分の状態で最強の式神である魔虚羅に勝利した(調伏にも成功しており自由に使役することもできる)。
- 神業とも言える「閉じない領域展開」を使用することができる。
- 江戸時代の羂索曰く「最強の術師」。
- 現在、五条悟と死闘中。
1位 五条悟ごじょうさとる
五条悟は東京都立呪術高等専門学校の教師であり、現代最強の呪術師とも呼ばれています。
特級呪術師の中でも別格の存在で、彼1人で日本国民全員を皆殺しできると言われています。
呪力や術式を詳細に捉え、さらには呪力の使用効率を引き上げる「六眼」と自身の周囲に無限を具現化しあらゆる攻撃をシャットアウトする「無下限呪術」を使いこなすだけでなく、基礎的な呪力操作と体術だけで上位の特級呪霊2体を同時に圧倒するなど、まさに規格外の存在です。
使用できる技もすべで強力であり、負の力である呪力をそのまま用いてあらゆるものを引き寄せ圧縮する術式順転「蒼」、呪力を反転させ正のエネルギーとして対象を弾き飛ばす術式反転「赫」、「蒼」と「赫」を同時に衝突させ仮想の質量を生み出し相手に放つ虚式「茈」、領域内の相手に無限の知覚を流し込む領域展開「無量空処」などがあります。
「茈」は伏黒甚爾や魔虚羅をも一撃で倒す威力があり、「無量空処」は食った瞬間ほぼ敗北確定の「必殺必中」の最強技です。
両面宿儺とどちらが強いかは今の戦い次第ですが、作者がわかりやすい天井キャラと言っていることから、五条悟を1位にしてみました。
評価材料
- ファンブックにて作者が、わかりやすい天井が欲しくて作ったキャラと明言している。
- 必中必殺の領域展開を使用できる。
- フィジカルギフテッドの伏黒甚爾を虚式「茈」で倒した。
- 特級呪霊上位の漏瑚を余裕で圧倒した。
- 漏瑚、脹相を同時に相手にしながら特級呪霊の花御を余裕で倒した。
- 裏梅をワンパンで沈めた。
- 現在、両面宿儺(指20本分相当)、魔虚羅、嵌合獣・顎吐の3人を相手に死闘を繰り広げている。
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