30位 水算女帝 リアナプリナ
水算女帝リアナプリナはパブロヘタラの序列13位、水算世界サイライナの元首です。
サイライナは今でこそ序列13位ですが、昔はパブロヘタラの序列1位~6位で構成される聖上六学院の一角でした。
リアナプリナはさまざまな戦況を正確に予知することができ、その精度はサイライナより序列が上位の世界の元首でも全幅の信頼を置くほどのレベルです。
銀水将棋の名手であり通算無敗を誇っており、アノスとの銀水将棋でも最後まで一人で戦い続けましたが、アノスの発動した「涅槃七歩征服」の5歩目によって絡繰淵盤を破壊され、そのまま敗北してしまいました。
29位 天狗大帝 ガオウ
天狗大帝ガオウはパブロヘタラの序列11位、瘴気世界ヒンズボルの元首です。
リアナプリナの案に乗り銀水将棋でアノスに挑みますが、まとめて倒されてしまいました。
具体的な戦闘描写はほとんどありませんが、序列の高さは世界の強さであり、元首の強さを示していることを考えるとこの順位が妥当でしょう。
28位 大僧正 ベルマス・ファザット
大僧正ベルマスは、深層第二講堂のトップ3「聖道三学院」の一角である、聖句世界アズラベンの元首です。
魔力のこもった言葉「聖句」により、さまざまな効果を発生させる「聖句魔法」を使用することができます。
深層講堂の洗礼にて、アノスに勝負を挑みますが、聖句世界で歴代2人しか使えないはずの深層大魔法「祈希誓句聖言称名」を余裕で再現された挙句、アノスの使用した「極獄界滅灰燼魔砲」を再現しようとした結果、魔力を制御できず体がボロボロになり敗北してしまいました。
銀水将棋でも、失われた火露の保障を約束し味方を鼓舞しますが、他の世界と一緒にアノスにまとめてやられてしまいました。
27位 導師 リップ・クルテン
導師リップ・クルテンは、聖道三学院の一角である粉塵世界パリビーリャの元首です。
魔法の粉によって対象を思いのままに化粧し、書き換える「粉塵魔法」を使用するトリッキーなキャラです。
ベルマス同様、洗礼の際に自身の深層大魔法「界化粧虚構現実」を真似された挙句、極獄界滅灰燼魔砲の暴走を制御できずに敗北してしまいました。
ベルマス同様アノスに敗北したものの、ベルマスとは違ってアノスの実力を完全に認め、ミリティア世界の聖上六学院入りに賛同しています。
26位 百識王 ドネルド・ヘブニッチ
百識王ドネルド・ヘブニッチは、聖道三学院の一角である思念世界ライニーエリオンの元首です。
頭から発せられる思念波を使用する「思念魔法」を使用します。
ドネルド曰く、思念魔法は意識の底にある領域を使用するために、聖句魔法や粉塵魔法よりも難易度が高いそうです。
また、百識王という二つ名の通り、魔法全般についての知識が豊富で銀水聖海のさまざまな魔法に精通しています。
仲間と力を合わせて108人がかりでようやく発動した深層大魔法「剛覇魔念粉砕大鉄槌」をアノスに真似されただけでなく、ドネルドのものよりもさらに大きい鉄槌を創り出されてしまい、自身の魔法を叩き潰されてしまいました。その後、ベルマスとリップ同様、「極獄界滅灰燼魔砲」の暴走でボロボロになってしまいました。
ドネルドもリップ同様、ミリティア世界の聖上六学院入りに賛同しています。
25位 不適合者 グラハム
グラハムは、アノスと同様不適合者であり、決して滅びることのない「虚無」の根源を有しています。
元々は賢者の家系に生まれた人間で、一度はセリスに首を刎ねられ滅ぼされましたが、「母胎転生」の魔法でツェイロンという首無しの種族の魔族に生まれ変わり、再びセリスの前に現れました。
狂乱神アガンゾンを従え、乱竄神鎌ベフェヌグズドグマという武器を使用することができます。乱竄神鎌は発生する結果を改竄することができ、例え相手に当たっていなくても、当たったという結果に改竄することができます。
その厄介極まりない権能と虚無の根源によりセリスを含む幻名騎士団を全滅させ、セリスの首を奪ってセリスに成りすましました。
アノスと戦った際は、「極獄界滅灰燼魔砲」を直接根源にぶち込まれても滅びないという、とんでもないほどの耐久を誇りました。
最終的にはアノスをもってしても滅ぼすことができずに、自身の根源にグラハムを閉じ込めておくという苦肉の策により、何とか戦いを終わらせました。
攻撃面ではともかく、耐久面だけでいえば銀水聖海の不可侵領海にすら匹敵するレベルであり、仲間になっていたら相当頼りになるキャラだったと思います。
24位 全能なる煌輝 エクエス
全能なる煌輝エクエスは、ミリティア世界における神々の頂点に君臨する「世界主神」であり、他の神とは比べ物にならない力を持っています。
世界を統治する前にアノスによって倒され、今では水車や風車、竈などの便利な道具に変えられてしまいました。
しかし、その実力はすさまじく、アノスが「極獄界滅灰燼魔砲」を7つ同時に発動しても倒しきることができませんでした。
グラハムとどちらが強いかと問われると微妙ですが、神々を自身の配下として従えることができるため、エクエスを上と判断しました。ロンクルスが、その世界の住人が主神を倒すことは考えられないと言っているのも判断要素の一つです。
23位 伯爵 バルツァロンド・フレネロス
バルツァロンド・フレネロスは、パブロヘタラ序列2位の聖剣世界ハイフォリアの五聖爵の1人です。
実兄にハイフォリアの元首「聖王レブラハルド・ハインリエル」がいます。
霊神人剣エヴァンスマナに選ばれた人物の一人であり、次期聖王の資格を有しています。
初登場時は、力を出しすぎて剣を壊してしまいレイに敗れたり、アノスたちが自身の銀水船に張り付いていることに気づかなかったり、アノスに1秒で論破されたりと、若干抜けているようなところがありますが、義理堅く誠実な好人物です。
二律僭主ノアには腕を切り落とされ一瞬で敗北しましたが、弓を使った際の彼は非常に強く、ミリティア世界と災淵世界イーヴェゼイノの銀水序列戦ではアノスたちに加勢し、コーストリアを射抜くことに成功しています。
本来の実力は不明ですが、パブロヘタラ序列2位の世界の幹部であることを考えると、準々最強クラスには位置していると考えられます。
ちなみに最強クラスは魔王などの不可侵領海や聖上六学院の主神、準最強は聖上六学院の元首や不可侵領海の側近などを想定しています。
22位 ボボンガ・アーツェノン
ボボンガ・アーツェノンは、その姓の表すとおり「アーツェノンの滅びの獅子」で、幽鬼のような顔つきが特徴です。
アーツェノンの滅びの獅子とは、災淵世界イーヴェゼイノの最強の幻獣であり、その力は単独で深層世界の国一つを滅ぼすほどであるとされています。
ちなみに、本作主人公であるアノスもアーツェノンの滅びの獅子です。
初登場時はアノスに軽く蹴散らされましたが、ミリティア世界との銀水序列戦では、「魔固聖煙不動歯車城」に守られた魔王列車の屋根を腕の一振りで吹き飛ばすほどの力を見せました。
コーストリアやナーガとのやり取りから、アーツェノンの滅びの獅子の中では最も格下だと判断し、この順位にしました。
21位 コーストリア・アーツェノン
コーストリア・アーツェノンもアーツェノンの滅びの獅子の1人で、手に持つ日傘「獅子傘爪ヴェガルヴ」がトレードマークの少女です。
初登場時にはアノスに義眼を奪われた挙句握り潰され、その以降アノスを目の敵にしています。
目にした相手の魔法を1度だけ再現できる「転写の魔眼」を有しており、洗礼ではただ1人アノスの「極獄界滅灰燼魔砲」を再現することができましたが、理滅剣ヴェヌズドノアは再現できず(というか意図的に再現せず)に敗北しました。
その後、銀水序列戦ではサーシャと対峙し、洗礼で使用せずにとっておいた理滅剣を発動し、同じく独力で理滅剣を使えるサーシャに対抗しました。
コメント
これの更新ないんですか?
多分シンもっと強いですよ
すいません。
近いうちに更新します。
ザイモンが真っ二つにしたのはシンではなく流崩剣アルトコルアスタですよ
確かにアルトコルアスタも真っ二つにしましたが、
斬城剣の秘奥が壱で真の体も肩口から袈裟斬りで両断していたと思います。
13章の強さ関係がちょっと崩壊気味…世界を滅ぼせる力もないのに、滅びの獅子や五聖爵などをタイマンで圧勝するのはおかしい
個人的にはパリントンが「極獄界滅灰燼魔砲」でフォールフォーラルを主神もろとも滅ぼせたのが謎です。
アノスはエイフェを「極獄界滅灰燼魔砲」でも滅びないと考えて放っていたので。
パリントンがアノスよりも強ければ可能なのかもしれませんが、結局アノスが勝ったのでそれもないです。
ラノベでは描いていないのになぜこれからの展開がわかるんですか?
ラノベ版ではなく小説家になろう版の情報を基にしています。
ありがとうございます
レイがミサよりも弱いのはおかしいのではないでしょうか?レイの方が強いと思います…
確かにレイも強いのですが、強敵を一人で倒しきった実績がないのと、霊神人剣頼りなところがあるので、少し評価を下げています。
ミサがナーガを撃破していなければレイの方を上にしていたと思います。
次の更新の時の参考程度に。
個人的にはアムル、ムトー、ジニアはアノスより強いと思う
アノスがグラハムの根源を自分の根源に入れたのって苦肉の策ってわけじゃなくね。
「俺の根源の一欠片が、お前の根源のすべてであるぐらいには」とかも言ってるし「俺にとっては、お前の虚無をどうこうするより、自身の滅びを克服する方が至難でな。」とかもあるのに苦肉の策ってどこから出てきたん?