アニメ版「魔王学院の不適合者」第6話の感想を述べていきます。
原作の内容も盛り込んでいるので、軽微なネタバレがあります。
ネタバレが嫌だという方は閲覧を控えてください。
今回は比較的穏やかな回でした。
プロローグ
いつもの風景。
今回からはレイとミサも加わります。
レイはともかく、母の愛を受けたことのないミサはこの様子をどのように見ていたのでしょうか?
アノス班の祝勝会なのに、自分も呼ばれていいのかと困惑するミサ。
それに対してアノスは、ミサはすでに自分の配下なので問題ないと告げます。
アノスは、先の戦闘でミサが水の大精霊リニヨンの得意とする技を使っていたことに興味を示した様子。
ミサがリニヨンと何らかのつながりがあるのではないかと思惑します。
まあ正体は、リニヨンなんかとは比べ物にならないほどの大物なんですがね!
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グスタ「将来は立派な”マオウ”になれるな!」
いきなり「マオウ」という言葉が出てきていますが、これはアニメではちょっと説明が足りないと思います。
ここでいう「マオウ」とは始祖を意味する「魔王」ではなく、ディルへイド各地の領土を治める「魔皇」のことを言っています。
いわば、その地方の領主のようなもので、七魔皇老に次ぐ地位を有しています。
ちなみに完全にアニメ範囲外ですが、「魔王」にはもう一つ意味があり、銀水聖海(宇宙全体のようなもの)において最強の存在である「大魔王ジニア・シーヴァヘルド」の後継者候補たちのことを指します。
この時点でのアノスも敵わないほど強力な存在です。
レイとミサ
夜風にあたるレイとミサ。
いちゃいちゃしてんじゃねーよ。
アノスの小さい頃の写真。
ここ1カ月で赤ちゃんから青年まで成長しました。
原作だと生まれてから一瞬で6歳相当まで成長していたので、寝ているシーンはなかったはずですが・・・
アノスは一旦お腹のなかで死にかけたと打ち明けるイザベラ。
実際は、死にかけの胎児にアノスの根源が宿って息を吹き返したのですが。
ちなみにイザベラの子供に対する執着の強さは深い理由があるのですが、完全にアニメ範囲外なうえ、説明が長くなるので省きます。
皇族らしからぬレイの考え方に好意を持つミサ。
いちゃいちゃするのもほどほどにしときなさい。
七魔皇老ヘルへイス・ボラン登場
魔剣大会の出場者として選出されるレイ。
みんな拍手で祝福します。
エミリアの嬉しそうな声ったらwww
当然アノスも選出されます。
エミリアの低い声とは裏腹に、ファンユニオンの連中はキャッキャと騒ぎ立てます。
2章のラスボスこと七魔皇老のメルへイス・ボラン登場です。
他の七魔皇老とは異なり、どうやら記憶を失ってはいない様子。
アヴォス・ディルヘヴィアの策に乗らないために、アノスに対して魔剣大会への出場を辞めるように進言します。
ちなみにアノスが生存を重視して生み出したため、メルへイスは七魔皇老の中でも頭一つ抜けて強いです。
ミーシャとのデート
アノスのためにグラタンの作り方をイザベラに習ったミーシャ。
アノスの大好物であるディルへイド産のポルチーニが入っています。
料理のお礼としてミーシャとのデートに付き合うことになったアノス。
魔法模型店にアノスを案内します。
「創造建築」で魔法模型を作るミーシャ。
どうやらミーシャの作る魔法模型は価値が非常に高いようです。
アノスはビー玉程度の大きさにミッドヘイズの街並みを再現しました。
細部まで作り込まれており、しっかり観察するには1億倍に拡大する必要があります。
これには魔法模型店の店主も驚愕し、店を売ってでも欲しいと懇願します。
しかし当然却下され、ミーシャへのプレゼントとなります。
形が転スラのリムルみたいですねw
黒猫に化けたアイヴィスから近況報告を受けるアノス。
統一派のトップはメルへイスではなく黒幕が存在すること、ミッドヘイズには正体不明の人物がいることを突き止めた様子。
しかし、その正体までは分からなかったようです。
レイの母親は不治の重病を患っており、刻一刻と弱っています。
病名は「精霊病」。
精霊の力の源となっている噂と伝承が人々の間で薄れていってしまうことで、存在が希薄となってしまう病気です。
ちなみにこの病気はアノスでも治すことはできません。
元となっている噂と伝承を世間に広めるしかありません。
魔剣大会開催
前回大会の覇者「クルト・ルードウェル」登場。
エミリアの兄であり、ミッドヘイズを治める魔皇エリオの息子です。
前回大会ではかすり傷さえ追わなかったほどの猛者で、七魔皇老のガイオスやイドルよりも強いです。
まあ、アノスにとっては雑魚以下の存在ですが。
なかなか登場しないアノスを逃げたと馬鹿にされ怒るイザベラ。
ただの親バカとは違ってなかなか根性があります。
父グスタがアノスのための魔剣をこしらえて到着。
魔剣の材料を得るために、崖の上にある金剛石を取りに行った際にケガをしてしまった様子です。
そんな両親の想いを受けて、魔剣大会に出場することを決心します。
時間を無駄にした詫びに1分でケリをつけると豪語するアノス。
10秒あれば十分でしょう。
自身の左胸に手を当てるレイ。
その心臓には強力な呪縛が・・・
まとめ
今回は戦闘シーンがなく、かなり穏やかな回でした。
今回の注目ポイントは以下の3つです。
- ミサはアノスからレイに乗り換えた?
- レイの母親は精霊病にかかっている?
- レイの心臓には何かがある?
ちなみにミサは半霊半魔なので、半分精霊でもあります。
このことがレイとミサとの関係性を深めていくことになります。
次回はアノス様が暴れてくれるのに注目したいですが、クルトは雑魚なので、本格的な戦闘シーンは8話になると思われます。
そして、最も期待したいのが、ファンユニオンの活躍です。
原作では「炎の中のメロディ」という話で、作中屈指の名シーンなのですが、アニメでは放送されるのでしょうか?
ミーシャとのデートシーン入れるくらいですから、入っていると期待したいです。
覚悟しろ、エミリア!
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